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【プロ野球】

トラ逆転負け 和田監督怒り心頭 「あんだけミスしたら勝てない」

2013年4月4日 紙面から

先発で6イニング1/3を投げ降板するスタンリッジ(左)。右は和田監督

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◇中日5−3阪神

 中日は5回から7投手を繰り出す、小刻みな継投策で逃げ切った。2番手の岡田がプロ初勝利、岩瀬は今季初セーブ。打線は5回に松井佑の適時二塁打などで逆転。8回には和田の2ランで突き放した。阪神は拙守を連発し、反撃も遅かった。

     ◇

 守備の破綻による自滅に、阪神・和田監督は「あんだけミスして勝てるわけない」と怒りをにじませた。象徴的なのは7回の新外国人・コンラッドの三塁守備だった。

 1点を追う7回無死一、二塁で正面を突いた谷繁の強いライナーがグラブに収まったかに見えたが、送球動作に移行する過程で右手からグラウンドにこぼれ落ち、記録は三塁強襲の内野安打。指揮官は「コンラッドは送球を焦った? 送球を焦ってはないからヒットなんだよな。捕球していないもん」と軽率なプレーに注文を付けた。コンラッドは「捕っていればトリプルプレーのチャンスもあった」と、ピンチを広げ、追加点を許したプレーを猛省した。

 先制した直後の5回、2死一塁から松井佑の二塁打で谷繁を一塁から生還させ、同点とされた守りも「殺せるタイミングだった」と指揮官。続く中田亮の三ゴロでコンラッドが一塁へ悪送球し、逆転を許した。8回に和田のダメ押し2ランをくらう前までの失点は「防げる3点だったからね」。後味の悪い敗戦に最後まで険しい表情だった。 (中谷秀樹)

 

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