EM菌を活用した環境にやさしいプール清掃

平成18年から環境教育の新しい取り組みとして、白井野菜の会の協力を得て「EM菌を活用した環境にやさしいプール清掃」に取り組み始めました。EM菌を活用しプール清掃することにより次のような利点があります。

1、EM菌がプール内のヘドロを食べプール清掃が簡単にできる。

2、排水したプールの水に大量のEM菌が含まれるので、流れた先の川や沼を浄化する。

3、使用する水道水も少なく経済的である。

4、プール清掃に薬品を使用しないので、安全で環境に優しい。

5、小学生が環境を学ぶ教材ととして優れているなどがあげられます。

児童は、EM菌の働きやEM菌の増やし方について学習した後、各家庭から持ってきた米のとぎ汁で約10日間かけてEM菌を増やし、増やしたEM菌をプールに入れました。その後、5年生が更衣室・プールサイド・トイレの掃除をしました。4年生はヤゴとりをし、ヤゴをたくさん取りました。6年生がプール内清掃をしました。プールの壁は軽くこするだけできれいになり、プール内の堆積物は、臭いなどもなくさらさらの状態で排水と同時に流れてなくなり、例年より短時間で簡単にプール清掃を終わることができました。

白井野菜の会の人よりEM菌について説明を聞く4・5・6年生
家庭から持ってきた米のとぎ汁にEM菌と糖蜜を入れる子どもたち 教室で培養されているEM菌
EM菌をプールに投入する子どもたち
EM菌をプールに投入する子どもたち
植物性プランクトンが増え底が見えなくなったプールの様子
ミジンコなどの動物性のプランクトンが増え底が見えるようになったプールの様子 5年生が更衣室・トイレ・プールサイドを清掃
4年生がヤゴ採り。(ヤゴがたくさんとれました。)
6年生がプール清掃。全員ではじめにプールの壁を清掃 プールの水を抜きながらプールの底を清掃
水が抜けると同時にどんどんきれいになっていくプール
水が抜けると同時にどんどんきれいになっていくプール 水が抜けると同時にプール清掃完了 きれいになったプール
きれいになったプールで泳ぐ子どもたち きれいになったプールで泳ぐ子どもたち 神崎川から採取した水の透明度を調べる4年生
神崎川から採取した水の水質を調べる4年生