下剤や浣腸を便秘に使う問題点(1)
頑固な便秘はお腹が張ったり、腹痛が出てしまったりしてつらいものです。
そのため、一刻もはやく治したいという気持ちから、下剤や浣腸を使うという方も多いです。
ただ、私は下剤や浣腸をいつも使う(常用)はおすすめできません。その理由を詳しく解説いたします。
量が増えてしまう
下剤でも浣腸でも長く使い続けると、量や回数が増えてしまうという問題があります。
例えば一般の下剤は、神経系統に刺激を与えて、無理やりにお通じをつけます。
しかしこのタイプの下剤では、繰り返し薬によって刺激を与えると、神経がそれに慣れてしまい、量を増やさないと効果がなくなってしまうのです。浣腸もおなじことです。
実際、便秘薬を飲み続けていたら次第に効かなくなって量が増えすぎたので怖い、という女性の声をよく聞きます。
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癖になる
上記の量が増えてしまうことと関係がありますが、いわゆる常習性の問題です。
下剤や浣腸はあくまでも無理矢理に腸を働かせるという方法で、その場しのぎの応急処置に過ぎません。
すると、腸内環境が悪かったり腹筋が弱かったりという根本的な問題が解決されていませんから、どんどん体は下剤や浣腸に頼ってしまい、排便する力が衰えてしまいます。
その結果、下剤を飲んだり浣腸を使わないと排便できないという状態になってしまうのです。いわば依存してしまうわけで、これはよくありません。
続き:下剤や浣腸を便秘に使う問題点(2)
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