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全頭検査やめるよう要請へ、「48カ月超」緩和機に BSE対策で厚労省
2013.4.3 20:06
厚生労働省は3日、食肉処理場で実施される牛海綿状脳症(BSE)検査の対象となる牛の月齢を7月にも「48カ月超」に引き上げるのを機に、これまで月齢にかかわらず自治体が自主的に続けてきた全頭検査をやめるよう要請する方針を決めた。
48カ月以下については国による検査費用補助を打ち切り、安全確保の面で科学的に必要性がないとして自主検査をやめるよう促す。
全頭検査は国内でBSEが初めて確認された直後の2001年10月に導入された。省令に基づき、法的義務がある検査の対象月齢は05年8月に「21カ月以上」となり、今年4月1日からは「30カ月超」となった。ただ、自治体サイドでは風評被害を恐れ、自主的に全頭検査が続けられてきた。
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