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絵本読み語り:子どもたちの笑顔と歓声 磐城高愛好会、プレハブ園舎で学ぶ三宝保育園で−−いわき /福島

毎日新聞 4月3日(水)11時1分配信

 ◇情感たっぷり…真剣に聴き入る

 震災で園舎が壊れ、プレハブ園舎で学ぶいわき市四倉町下仁井田の私立三宝保育園(阿部美知子園長)で絵本の読み語りがあり、集まった子どもたちは物語に夢中になっていた。
 読み語りを行ったのは、第8回読み聞かせボランティア大賞で、毎日新聞社賞に輝いた「磐城高青空おはなし便愛好会」の3年生4人(いずれも17歳)と、東京都大田区の会社員、田中宏さん(44)。
 愛好会代表の根本咲那(えな)さんが「くんくんくん」、ソフトテニス部でも活動する三瓶那美さんが「おかしなかくれんぼ」などを情感豊かに読み上げると、子どもたちは真剣な表情で聴き入った。
 田中さんの「ぼくのくつした」では、冨岡美桜(みお)さん、添田磨優(まひろ)くん、新妻拓己くん(いずれも6歳)が歓声を上げ、物語に引き込まれた。
 愛好会は08年、家庭科で手作り絵本を作ったメンバーが活動を始め、市立いわき総合図書館などで魅力を伝えている。四倉出身で幼稚園教諭が夢の根本さんは「子どもたちが外遊びも十分できないことに心が痛んだ。もっと楽しんでもらえるよう練習を重ねたい」と話した。【中尾卓英】
4月3日朝刊

最終更新:4月3日(水)11時1分

毎日新聞

 

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