ニュース詳細
携帯電話会社社員 インサイダーの疑い4月3日 18時51分
K10036517411_1304031811_1304031902.mp4
通信大手のソフトバンクに去年、買収された携帯電話会社「イー・アクセス」の当時の役員秘書が、買収の発表前に自分の会社の株を購入していたことが、関係者への取材で分かりました。
証券取引等監視委員会はインサイダー取引の疑いで強制調査に乗り出しました。
東京に本社がある携帯電話会社のイー・アクセスを巡っては、去年10月、ソフトバンクが買収すると発表し、1万5000円前後だった株価が、1か月余りで6万円台にまで値上がりしました。
関係者によりますと、この買収の発表前に、当時イー・アクセスの役員秘書をしていた20代の男性社員が、証券会社に注文して自分の会社の株をおよそ1000万円分購入していたということです。この社員は、株を売却しませんでしたが、買収の発表から2週間の時点で少なくとも1000万円の含み益があったということです。証券取引等監視委員会は、役員秘書をしていた社員が、買収の情報を知ってインサイダー取引をした疑いがあるとして、金融商品取引法違反の疑いで強制調査に乗り出しました。
これについて、イー・アクセスは「監視委員会の調査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|