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東電 福島第一原発トラブルで3人処分4月3日 20時36分
東京電力は、先月、福島第一原子力発電所で、使用済み燃料プールの冷却システムなどが、最大29時間にわたって止まったトラブルについて、公表の遅れや復旧に時間がかかったことの責任を取って、社長ら3人を1か月間の減給5%とする処分を決めました。
東京電力の福島第一原子力発電所では、先月中旬、使用済み燃料プールの冷却システムなどが、最大29時間にわたって止まるトラブルが起きましたが、東京電力が公表したのは、発生から3時間以上たってからでした。
これについて東京電力は、公表が遅れたことや復旧に時間がかかったことで、地元の福島県をはじめ広く社会に迷惑をかけたとして、責任者らを処分することを決めました。
具体的には、廣瀬直己社長と、原子力部門を担当する相澤善吾副社長、それに小森明生常務の3人を、いずれも1か月間の減給5%の処分にするとしています。
また、これと合わせて、広報や現場を担当する役員や部長4人を、口頭での厳重注意としました。
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