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中国の鳥インフル 邦人に注意呼びかけ4月3日 4時7分
これまで人への感染が確認されていなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスについて、中国東部の江蘇省の衛生当局は、新たに4人の感染が確認されたと発表しました。
これで、中国での感染者は合わせて7人になり、このうち2人が死亡しています。
上海にある日本総領事館は、在留している日本人に対し、高熱や呼吸困難の症状がみられた場合は速やかに医師の診断を受けるよう呼びかけています。
また、不用意に鳥や家畜に近寄ったり触れたりせず、手洗いやうがいをして、衛生管理に十分注意するよう呼びかけるとともに、必要に応じて人混みではマスクをするなどの対策を講じるよう要請しています。
外務省は、中国への渡航を計画している日本人に向けても、安全に関わる重要な事案が起きたことを速やかに知らせるための「スポット情報」を出し、注意喚起を行うことを検討しています。
中国の鶏肉は輸入停止続く
農林水産省によりますと、鳥インフルエンザの発生で、中国の鶏肉については平成16年から、安全が確認できる一部の加工品を除いて輸入停止が続いています。
また、香港の鶏肉についても、平成13年から輸入停止が続いています。
ただ、中国での今回の事態を受けて、農林水産省は、中国当局の対応などについて情報収集を進めるとともに、日本国内に影響がないかなど、状況を注視することにしています。
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