安愚楽牧場めぐる損賠訴訟第1回口頭弁論 海江田氏側、争う姿勢
経営破たんした「安愚楽牧場」をめぐり、出資者らが民主党の海江田代表に損害賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が東京地方裁判所で開かれ、海江田代表側は、争う姿勢を示した。
安愚楽牧場は、およそ4,300億円の負債を抱えて破たんしたが、海江田代表は20年以上前、経済評論家として雑誌などに投資を勧める記事を執筆していて、出資者30人が「記事を信用して投資したのに破たんした」として、海江田代表に対し、およそ6億円の損害賠償を求めている。
25日の第1回口頭弁論で、海江田代表側は「原告の主張には無理があり、法的責任はない」として、争う姿勢を示した。