
玄米で乳酸菌をつくることができるのは、玄米の皮(米の籾)に乳酸菌が含まれているからです。米の籾には、酵母や麹も共生しているので、これらの相乗効果によって雑菌などの侵入を防いでくれます。つまり、玄米のとぎ汁には、これらの乳酸菌や酵母、麹がとけ込んでいる、ということ。
さらに、乳酸菌、酵母、麹などの微生物は、タンパク質や炭水化物などの栄養分を分解する酵素を持っているので、お掃除や歯磨きにも効果的! ほかにも、アミノ酸やビタミンDなどが含まれているので、これら総合的な働きによって、いろいろな活用法が生まれるのです。
そこで、今回は「玄米のとぎ汁乳酸菌」の作り方をご紹介します。
教えてくださったのは、仙台で幼児教育に携わりながら、東日本大震災の被災者となった子どもたちと母親をサポートする活動「母子週末保養プロジェクト ちいさなたびjapan」を主宰されている、ゆんた美樹子さん。マイロハスでもおなじみのカヒミ・カリィさんもこの活動に参加されています。
◆玄米をつかった乳酸菌液
<用意するもの(500mlペットボトルに作る場合)>
・無農薬玄米:1~2合
・水500ml
・黒糖など粗糖:大さじ1
・粗塩:小さじ1
<作り方>
1:無農薬玄米の一番とぎ汁を、ペットボトルに入れる
2:米のとぎ汁に対して、1~2%の粗塩を入れる
3:米のとぎ汁に対して、3%分の黒糖を入れ放置
室温によりますが、早くて一週間ほどでシュワシュワしてきます。甘酸っぱい匂いがしたら成功。異臭がしたら失敗。
黒糖を入れるのは、乳酸菌が生きるための栄養補給です。塩は、腐敗を防止し、安定して発酵を促す役目があります。塩と黒糖を入れることで、糠臭さがなくって、甘酸っぱい香りになるのと同時に、飲みやすくなります。保存は室温でOK。時間が経過して発酵が止まっても、とぎ汁を足せばまた発酵が始まります。
乳酸菌液が出来あがったら、使いみちはこんなにたくさん!
◆乳酸菌液のそのほかの使い方
・入浴剤(2リットルくらい入れるのが目安)
・化粧水(原液か、少し水で薄めてスプレーボトルに)
・歯磨き
・うがい
・漬物(キャベツを使えば、ザワークラウトに)
・リンゴジュースと1:1で混ぜれば、美味しいドリンクに
・豆乳ヨーグルト(豆乳9:乳酸菌液1を混ぜて、常温で放置後、5〜6時間たったら完成)
3.11の震災後、生き方や、今までの考え方を見つめ直したひとも多いはず。今回、ゆんたさんにお会いして、いろいろな想いが私の中にも生まれました。今の私にできることは、小さなことだけれど、地球にも、人にもやさしいことを続けていくこと。これって「ロハス(継続可能で健康的なライフスタイル)」そのものだ、と気付きました。「ロハス」という言葉の意味が、やっと理解できたような気がしています。
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 石川裕子
ハワイ島で写真教室・ウェディングや記念写真を撮影するフォト・エージェンシー「三日月カメラ」代表。大手新聞社にて報道カメラマンとして勤務後、ハワイ島へ。ハワイ州マッサージ・セラピスト・ライセンスを取得。猫とウクレレをこよなく愛し、夜な夜なサザンを弾き語っています。
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