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環境省や山梨、静岡両県などは富士山の世界文化遺産登録を見据え、登山者へ向けた安全対策などの情報をまとめた公式ホームページ(HP)を6月にも開設する。
同月に開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で登録が決まれば登山者の増加は確実で、7月の山開きを前に、HPで装備や天候、ルートなどを網羅、安全対策を怠らないよう呼び掛け、遭難増に歯止めをかけたい考え。
登山口を抱える自治体の観光協会などが誘客を主な目的として見どころなどを紹介するHPはこれまでもあったが、公的機関による遭難や事故防止のためのHPは初めて。
同省などで組織する「富士山における適正利用推進協議会」が立ち上げる「富士登山オフィシャルサイト」(仮称)に防寒着やヘッドランプなど装備を紹介するページを設け、高山病対策や対処法も紹介。山小屋や救護所、トイレの位置が分かる四つの登山ルートの地図を見ることができる。
登山中にスマートフォン(多機能携帯電話)などで情報をチェックする人も増えていることから、情報をリアルタイムで発信するのも特徴。山頂の天気、雨雲の動きなどの気象情報や、登山ルートのライブカメラ映像を確認できるほか、短文投稿サイト「ツイッター」を活用して山小屋や登山道の情報も提供する。
登山のルールやマナーを啓発するほか、マイカー規制実施期間のカレンダーも閲覧できる。
静岡県の担当者は「正しい知識を身につけ、安全で快適な登山を楽しんでほしい」と話す。
同県によると、登山者へのアンケートでは情報収集手段としてインターネットを挙げた人が51%と最も多かった。その一方、観光協会や愛好家らが開設するHPは、ルートによって情報量に偏りがあり、富士登山全体の情報を幅広く閲覧できるサイトは少なかった。
協議会は内容の検討を続けており、増加が見込まれる外国人観光客に対応するため、英語版も用意する予定だ。
(2013年4月3日14時36分 スポーツ報知)
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