【ＢＯＸ】具志堅氏が山中にイメチェンの勧め「アフロにして」

　◆報知新聞社後援　ワールドプレミアムボクシング　世界タイトルマッチ　▽ＷＢＣ世界バンタム級戦　王者・山中慎介―同級１位・マルコム・ツニャカオ（８日、東京・両国国技館）　ＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介が、「平成のカミソリパンチ」で難敵をなぎ倒す。同級１位の指名挑戦者マルコム・ツニャカオとの３度目の防衛戦を控えた２日、都内の帝拳ジムで２ラウンドのスパーリングを公開。切れ味抜群の左ストレートに加え、精度がアップした右ジャブを披露。怒濤（どとう）の“２枚刃”攻撃で、最難関の指名試合（世界ランキング１位との防衛戦）をクリアする。

　元ＷＢＡ世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏（５７）が、山中にイメチェンのすすめだ。日テレ初のボクシング中継とバラエティーが合体した特番に具志堅氏を始め、輪島功一、ガッツ石松、渡嘉敷勝男、井岡弘樹、薬師寺保栄、竹原慎二の各氏ら元世界王者がスタジオで熱戦を見守る。

　具志堅氏は同局を通じて「山中君の左はタイミング、スピードがいい」と強打には太鼓判を押しつつ、なぜか「アフロヘアにして、ヒゲも生やしてほしいな～」と自身の現役時代と同じ風貌（ふうぼう）を勧めた。

　１３度の連続防衛記録を持つ大先輩が推すアフロヘア。山中は「自分でも似合うとは思う。ただ、きついパーマをかけると髪の毛が心配で…」とやんわりと拒否した。