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◆女子ボクシング 第1回チャレンジマッチ ▽ミドル級4回戦 ○山崎静代(判定)薛春秋●(2日、東京・後楽園ホール) アマチュア女子の競技発展を目的に、初の有料興行が旗揚げされ、メーンイベントのミドル級は、約11か月ぶり実戦に挑んだ南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(34)=よしもとクリエイティブエージェンシー=が、薛春秋(せつ・しゅんじゅう、台湾)に25―15の大差で判定勝ち。惨敗した11年9月のデビュー戦のリベンジを果たした。
しずちゃんが、恩師に捧げる魂のファイトを見せた。初回から顔面への被弾も気にせず猛突進して打ちまくった。「この日に向かって頑張ってくれた梅津さんのためにも勝たないとダメだと思った」。あこがれの“聖地”後楽園ホールで宿敵に雪辱。進行性の末期がんと闘う梅津正彦トレーナー(44)に成長した姿を見せた。しずちゃんは「次も、次の次の試合も絶対、梅津さんといっしょに出る」と、横で涙ぐむ恩師を元気づけた。
師弟で「パワーを与え合った」。試合前に「感謝の気持ちでいっぱい」になって号泣したしずちゃんを梅津氏はいつものように足をたたいてリングに送り出した。梅津氏は「現時点でぼくの余命は3か月半。また試合のリングで会えるように頑張る」と涙ぐんで感謝した。
女子の国内大会はこれまで12月の全日本選手権しかなかった。主催した日本ボクシング連盟の山根明会長(73)は、5月の理事会で第2回大会の開催を検討する意向を示した。またしずちゃんが、来年2月4日の誕生日に達する35歳未満の年齢制限を特例として免除する方針も明かした。
旗揚げ戦の観衆は1120人。日の目を見なかった女子アマボクに、スポットライトを当てた梅津&しずの師弟コンビに会場からは惜しみない拍手が送られていた。
(2013年4月3日06時04分 スポーツ報知)
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