地方一票の格差、知事「地方に配慮を」 茨城2013.4.3 02:08

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一票の格差、知事「地方に配慮を」 茨城

2013.4.3 02:08

 「一票の格差」が最大2・4倍だった昨年12月の衆院選で広島高裁などが選挙無効の判決を出し、関心が集まるなか、橋本昌茨城県知事は2日の定例会見で「一票の格差の是正を進めて地方の代表者が減っていいのかという気持ちがある」と、是正には何らかの配慮が必要との考えを示した。

 橋本知事は「議員が都市部へ集中したとき、地方の意見をどうやって国会へ持ち込むかという大きな課題が出てくる」と指摘。「一票の格差の問題とどうバランスをとるのか考えなければならない」と述べた。

 そのうえで、地方の意見が届かず山間部が荒れてしまえば水源が確保できなくなり都市部の住民にも影響するなどの事例をあげ、「地方の意見もふまえて、何らかの対応策をとることが必要」と述べた。

 一方、衆院選挙区画定審議会の改定案で、東海村が茨城4区から5区に編入されたことには「地政学的な条件や地元の意見を踏まえたと聞いている。妥当な結論と思う」と評価した。

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