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小児愛擁護団体は「社会の脅威ではない」、オランダ控訴裁

AFP=時事 4月3日(水)11時47分配信

小児愛擁護団体は「社会の脅威ではない」、オランダ控訴裁

オランダ・ハーグで記者会見する、小児愛擁護団体「マルタイン」のマルタイン・ウイテンボハルド代表(2012年3月2日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】オランダ北部のアーネム・レーワルデン控訴裁判所は2日、成人と未成年の間の合意に基づいた性交渉の容認を求める団体「マルタイン(Martijn)」について、「社会の分裂をもたらす脅威ではない」とし、同団体の解散を命じた一審の判決を無効とする判決を下した。

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 同団体に対しては昨年6月、アッセン(Assen)の裁判所が解散を命じる判決を下したが、団体のマルタイン・ウイテンボハルド(Marthijn Uittenbogaard)代表はこれを不服として上訴していた。控訴審で裁判所は「同団体の活動は公の秩序とは相反するものの、社会の分裂をもたらす脅威ではない」という判断を下した。

 1982年に設立、現在60人ほどが所属する「マルタイン」は、小児愛の容認を目指すロビー団体だが、性的虐待には断固として反対する立場を取っている。控訴裁判所は、メンバーの中には過去に性的虐待の罪で有罪判決を受けた者もいるが、これは団体の責任とは言えないと判断。団体自体が犯罪行為を行ったことはないとも指摘した。

 同団体はリベラルな風土を持つオランダでも不快感を持って受け止められているが、2011年にはレーワルデン(Leeuwarden)の裁判所が同団体への刑事責任の追求はできないとの判断を下している。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:4月3日(水)11時52分

AFP=時事

 

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