俳優の上川隆也（４７）、里見浩太朗（７６）、女優の倉科カナ（２５）、賀来千香子（５１）らが２日 都内で行われた、舞台「真田十勇士」製作発表会見に出席した。
 
　同舞台は「大阪冬の陣」「大阪夏の陣」を中心に進行する。主演の真田幸村役を演じる上川は「私は来月５月７日で４８歳になります。幸村公も４８歳の時に大阪城に入場して、翌年の５月７日にお亡くなりになられた。不思議な縁があるというか…こじつけと言われても構いません」と会場を笑わせれば、徳川家康役の里見も負けてはいない。
 
「（共演者は）大体が僕の息子、中には孫くらいの方もいらっしゃるので若いファンがたくさん来ると思う。怖い家康役で、どれだけ若い俳優さんたちのファンを取れるかを楽しみにしてます」とさすがのコメントで、この日一番の大きな歓声を受けた。

　質疑応答ではユニークな質問が連発。幸村の死に様に絡めて「最後に理想の死に様は？」を問われると、出演者一同苦笑い。ハナ役の倉科が「普通に家族に囲まれながら死にたいです」と語れば、淀の方役の賀来は「できれば自分が大事だと思う人に看取られたいというか…」と話した。
 
　秀吉と幸村の関係性から「自分が最大のライバルと思う人は？」という問いには、思わず上川が「これ製作発表会見ですよね？」と記者に質問返し。それでも気を取り直して「う～ん、自分自身の体調だと思います」と無難な返答でかわした。
 
　なお、同舞台は東京公演（８月３０日～）、名古屋公演（９月２１日～）、大阪公演（１０月３日～）の日程で行われる。