正義と平和
被昇天と終戦の日
聖母の被昇天おめでとうございます!
この日、第2次世界大戦終結を祝う人もいれば
国の独立を喜ぶ隣国もいる
これをもって、せっかくの独立が無きものとなった国もいる
そして、これを機に、共産党覇権主義国によって
自国を奪われるようになった国もいる
そう・・・国によって、いろんな思いで迎える日なのだ
日本では、生活習慣として、お盆の送りの日
死者を弔い供養する季節でもある
最近は、似非平和団体によって利用される日でもある
私は「終戦」という言葉に
この方を思い出す
パトリック・バーン司教
こよなく日本人の人柄、精神性を愛された
日本駐在のローマ教皇庁代表
ヴァチカン代理公使を務めていた
イエズス会のブルーノ・ビッター神父と共に
焦土と化し、失意の中にある日本人のために
マッカーサーに進言し
天皇制や靖国神社存続のために働かれた
後年、司教にあげられ、
バチカン大使に任命されて平壌に赴任し
そこで朝鮮戦争に遭遇
大使の立場であるにもかかわらず
北朝鮮に捕縛され、死の行進の中で亡くなられた
朝日新聞の記者の求めに応じて
日本人にメッセージを送り、
そして、今から日本に上陸しようとして
沖合に停泊している米国艦船の兵士に向けて
放送したメッセージを紹介しよう
「愛する息子たちよ
あなたがたを迎えるのに、
こんなシャガレ声では申し訳ない次第だが・・・
私の祖国の兵士である皆さん、
私は日本の人々について
何を云うことが出来ましょうか?
彼等の気持は、
彼等の国に入ってくる勝利者を見て、
当然万感こもるものでありましょう。
そこでは彼等の家は壊され焼かれ、
彼等の息子や父親は
殺され、不具になり、
父は傷ついているのです。
貴方達の到着を、
彼等が憤怒、恐怖、不信、失意の
気持で見るのは、当然のことです。
もし、この国の女性や若い人々を
乱暴に襲うことによって、
彼等の現在の感情を一層かき立てるなら、
私は結果が
どうなるであろうかと恐れます。
私は日本の人々に、
貴方達が堕落した行為をせず、
苦しんできた
これら戦争の真の犠牲である人々を
認めるよう
愛と善意をもって努力し、
彼等の忍んでいる苦しみを
増さないであろうと保証します。
それ故、貴方達が私に協力することを
切に願うのであります。
貴方達は、全世界の注目の中で
試みられているのです。
貴方達のどんな暴力や不道徳、
どんな不正や犯罪行為も、
貴方達自身の人格を汚すばかりでなく、
貴方達の代表する國家を
汚すことになるのです。
日本の皆様、
私は、従軍司祭達が我々の兵隊に
道徳的責任を思い起させるよう、
全力を尽すであろうことを、
貴方達に保証出来ると信じます。
憲兵(注・MPのこと)も又
貴方達の所有権を保護し、
法を犯す者は誰でも逮捕するでしょう。
もし貴方達の当然受くべき保護を
犯す者があれば、
東京の大司教は
それをローマ教皇に訴えようと
私に保証されました。
それで教皇は、ラジオと新聞をもって、
全世界にどんな種類の不正をも
お知らせになるでしょう。
合衆国の出版の自由も、
このようなニュースが抹殺されないよう
協力するでしょう。
私は、これらのアメリカ人を知り
且つ信頼しているので、
恐れはしません。
しかし私には日本の人々の恐れが
理解できます。
日本へ来る兵士達よ、
私は、貴方達が
親切な心をもって来るよう、
そしてこれらの人々の
よい友達 になるよう、
切に勧めます。
貴方達は、一生懸命戦って
勝利を得ました。
貴方達がそれを楽しみたい、
そしてそれを誇りたいことは、
よくわかります。
しかし、日本の人々の苦悩を
理解するよう努めて下さい。
そして大国の代表として
穏やかな温かい振舞をして下さい。
恐らく二、三ヵ月後に、
彼等は貴方達を
よりよく理解するようになるでしょう。
それから貴方達と彼等との間に
親密な友情が生まれるであろうと
私は思います。」
この日、第2次世界大戦終結を祝う人もいれば
国の独立を喜ぶ隣国もいる
これをもって、せっかくの独立が無きものとなった国もいる
そして、これを機に、共産党覇権主義国によって
自国を奪われるようになった国もいる
そう・・・国によって、いろんな思いで迎える日なのだ
日本では、生活習慣として、お盆の送りの日
死者を弔い供養する季節でもある
最近は、似非平和団体によって利用される日でもある
私は「終戦」という言葉に
この方を思い出す
パトリック・バーン司教
こよなく日本人の人柄、精神性を愛された
日本駐在のローマ教皇庁代表
ヴァチカン代理公使を務めていた
イエズス会のブルーノ・ビッター神父と共に
焦土と化し、失意の中にある日本人のために
マッカーサーに進言し
天皇制や靖国神社存続のために働かれた
後年、司教にあげられ、
バチカン大使に任命されて平壌に赴任し
そこで朝鮮戦争に遭遇
大使の立場であるにもかかわらず
北朝鮮に捕縛され、死の行進の中で亡くなられた
朝日新聞の記者の求めに応じて
日本人にメッセージを送り、
そして、今から日本に上陸しようとして
沖合に停泊している米国艦船の兵士に向けて
放送したメッセージを紹介しよう
「愛する息子たちよ
あなたがたを迎えるのに、
こんなシャガレ声では申し訳ない次第だが・・・
私の祖国の兵士である皆さん、
私は日本の人々について
何を云うことが出来ましょうか?
彼等の気持は、
彼等の国に入ってくる勝利者を見て、
当然万感こもるものでありましょう。
そこでは彼等の家は壊され焼かれ、
彼等の息子や父親は
殺され、不具になり、
父は傷ついているのです。
貴方達の到着を、
彼等が憤怒、恐怖、不信、失意の
気持で見るのは、当然のことです。
もし、この国の女性や若い人々を
乱暴に襲うことによって、
彼等の現在の感情を一層かき立てるなら、
私は結果が
どうなるであろうかと恐れます。
私は日本の人々に、
貴方達が堕落した行為をせず、
苦しんできた
これら戦争の真の犠牲である人々を
認めるよう
愛と善意をもって努力し、
彼等の忍んでいる苦しみを
増さないであろうと保証します。
それ故、貴方達が私に協力することを
切に願うのであります。
貴方達は、全世界の注目の中で
試みられているのです。
貴方達のどんな暴力や不道徳、
どんな不正や犯罪行為も、
貴方達自身の人格を汚すばかりでなく、
貴方達の代表する國家を
汚すことになるのです。
日本の皆様、
私は、従軍司祭達が我々の兵隊に
道徳的責任を思い起させるよう、
全力を尽すであろうことを、
貴方達に保証出来ると信じます。
憲兵(注・MPのこと)も又
貴方達の所有権を保護し、
法を犯す者は誰でも逮捕するでしょう。
もし貴方達の当然受くべき保護を
犯す者があれば、
東京の大司教は
それをローマ教皇に訴えようと
私に保証されました。
それで教皇は、ラジオと新聞をもって、
全世界にどんな種類の不正をも
お知らせになるでしょう。
合衆国の出版の自由も、
このようなニュースが抹殺されないよう
協力するでしょう。
私は、これらのアメリカ人を知り
且つ信頼しているので、
恐れはしません。
しかし私には日本の人々の恐れが
理解できます。
日本へ来る兵士達よ、
私は、貴方達が
親切な心をもって来るよう、
そしてこれらの人々の
よい友達 になるよう、
切に勧めます。
貴方達は、一生懸命戦って
勝利を得ました。
貴方達がそれを楽しみたい、
そしてそれを誇りたいことは、
よくわかります。
しかし、日本の人々の苦悩を
理解するよう努めて下さい。
そして大国の代表として
穏やかな温かい振舞をして下さい。
恐らく二、三ヵ月後に、
彼等は貴方達を
よりよく理解するようになるでしょう。
それから貴方達と彼等との間に
親密な友情が生まれるであろうと
私は思います。」
コメント
No title
聖母の被昇天おめでとうございます。
バーン司教様は本当にすばらしいかたですね。
現代のわたしたちにも心打たれる言葉ですね。
日本の特にカトリック教会は終戦の日には日本の恩人として毎年バーン司教様を思い起こすべきだと思います。
maggieさんのもうひとつのブログのバーン司教様の記事、感慨深く読ませていただきました。
アメリカの厚情とともに北朝鮮の恐ろしさもまざまざと感じさせられました。
日本の司教団は北朝鮮を擁護するよりバーン司教様をもっと顕彰すべきではないでしょうか。
それともあまりバーン司教様のことは語りたがらないんでしょうか?
バーン司教様は本当にすばらしいかたですね。
現代のわたしたちにも心打たれる言葉ですね。
日本の特にカトリック教会は終戦の日には日本の恩人として毎年バーン司教様を思い起こすべきだと思います。
maggieさんのもうひとつのブログのバーン司教様の記事、感慨深く読ませていただきました。
アメリカの厚情とともに北朝鮮の恐ろしさもまざまざと感じさせられました。
日本の司教団は北朝鮮を擁護するよりバーン司教様をもっと顕彰すべきではないでしょうか。
それともあまりバーン司教様のことは語りたがらないんでしょうか?
リキオさんへ
日本の司教方は、隣国の不正には目をつむるというのが
慣習のようです。
この場合、北朝鮮と中国に配慮して・・・なのでしょうか?
もう一つ、殉教というものに、価値を見出さない風潮もあります。
権威を認めたくない方々もいらっしゃるし・・・
日本人はバーン司教様に対して、最大限の敬意を表さなくては
恩知らずと呼ばれても仕方ないと思います。
この恩知らずの先頭に立っているのは、誰でしょうか?
慣習のようです。
この場合、北朝鮮と中国に配慮して・・・なのでしょうか?
もう一つ、殉教というものに、価値を見出さない風潮もあります。
権威を認めたくない方々もいらっしゃるし・・・
日本人はバーン司教様に対して、最大限の敬意を表さなくては
恩知らずと呼ばれても仕方ないと思います。
この恩知らずの先頭に立っているのは、誰でしょうか?
コメントフォーム