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【大リーグ】

青木「プロ初」の開幕アーチ

2013年4月3日 紙面から

◇ブルワーズ5−4ロッキーズ

 2年目のスタートを最高の形で切った。青木が3回、内角低めの直球を右翼席へソロ本塁打。大歓声を背にダイヤモンドを一周し、時事電などによると、「テンションが上がっていたのでいつもより速くベースを回ったかも。うれしかった」と笑顔を広げた。

 高揚感があった。試合前は緊張をほぐすため、「トイレの中で叫んでいた」。自身の今季初安打&チーム初得点となる一発は、初回に四球を選んでリラックスした後の第2打席。「打った瞬間にいったと思った」と振り返った。

 日本選手の開幕アーチは2010年にエンゼルスで松井秀喜が放って以来。青木自身も「プロで初」という記念の一打だ。1年目の開幕戦は途中出場だったが、今季は1番右翼で先発。試合前の選手紹介でも大きな声援を受け、立場の違いを実感できた。

 「いい緊張感を持ってやれた。200安打を打ちたいし、本塁打も増やしたい。場面ごとに最高のプレーがしたい」。この日の朝、家を出発する際にまな娘に抱きつかれた。「いいことあるかなと思った。家族の存在を感じる」。充実の2年目。チームに欠かせないリードオフマンとして1年を戦い抜く。

 

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