九回二死で安打を許し、ナインに労われるレンジャーズのダルビッシュ=ミニッツメイド・パーク(撮影・桐山弘太)【拡大】
レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が2日(日本時間3日)、アストロズ戦(ヒューストン)で今季初先発し、九回二死までパーフェクトに抑える熱投を披露。メジャー自己最多14個の三振も奪い、今季初勝利を挙げた。
ダルビッシュが最速156キロの直球とキレのあるスライダーで三振の山を築いた。一回、先頭から2者連続三振で勢いに乗ると、二、四回は3者連続三振。その後も八回までメジャー自己最多となる毎回の14奪三振でアストロズ打線を完ぺきに抑えた。
完全試合達成かと、敵地のファンも盛り上がった九回二死、27人目の打者ゴンザレスが111球目の直球を中前打。日本人史上初、メジャーでも24人目の偉業が消えてダルビッシュは降板したが、今季初登板で初勝利を挙げた。