【武田修宏の直言】Jリーグ横浜Mが公式戦6連勝と勢いに乗っている。チーム力は昨季から大幅な変更はないものの、元日本代表MF中村俊輔(34)やDF中沢佑二(35)ら勝ち方を知るベテラン組の存在で大崩れしない。
相手に押し込まれる時間帯があっても、耐える方法を熟知しているのでしのいで逆襲に転じる。しっかりと試合の流れをつかんでいるのだ。その一方、ベテラン勢は夏場の戦いに多少の不安を残すため、まだ優勝を論じるのは早計かもしれない。
またJリーグで個人の活躍に目を移すと、昨季MVPのFW佐藤寿人(31=広島)や4試合で6得点を挙げたFW豊田陽平(27=鳥栖)が存在感を発揮している。私としては国内でも実績を残し、好調を維持する選手こそザックジャパンに選ばれてほしいと願っている。
たとえばブラジルでは国内クラブ所属で十分な結果を出している選手が代表に選ばれないと、世論が猛反発。メディアを中心に「なぜ代表に入らないのか」と活発な議論が交わされることで、ブラジル代表も活性化されている。
ザッケローニ監督の代表選考は尊重するが、結果を出した国内組のモチベーションを上げることも日本を強くする一つの方法。こうした面も考慮するべきではないだろうか。
☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86 年に読売クラブ(現東京Ⅴ)入り。ルーキーながら11得点を上げ、リーグⅤに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉な どでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Ⅴに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含 めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年アメリカW杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。 http://takeda.at.webry.info/
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