<*連載*渡辺正次郎の芸能界を斬る!>「第199回 アッコ、舐めるな! TVの私物化と高慢さ」
歌手ではヒットが出ず、コンサートではまるっきり客が入らない。だからホリプロは、アッコこと和田アキ子(62)をバラエティータレントにしているのだ。が、本人はそれでも歌手の肩書を外そうとしない。NHKの紅白(86年以降昨年末まで連続出場の計36回。なぜ、出れるかは以前述べてます)に出たい一心からだ。まあ、それは今回は置いておく。和田アキ子は過去、私に2度注意されている。そして直している。一つは、たけしやさんまが急激にのし上がって来たころだ。アッコはテレビで「たけし、さんま」と呼び捨てにするのをみかねて、私はある日、目黒区の権之助坂の喫茶店で(当時、ホリプロも私の事務所も目黒だった)一緒になったアッコのマネージャーの富永くん(私が現在のオリコンの前身・芸能市場調査編集長のころから知っている)に注意した。「富永くん、アッコに男の名前を呼び捨てにするのを止めるようにいいなさい。子供たちが家で真似するだろ!? 教育上良くないよ」というとと富永くん、困った顔だ。「君たちがいっても聞かないんだろう。渡邉正次郎がいっていたと伝えなさい」。これでアッコは呼び捨てにしなくなった。もう1つは髪が生えるとかいう「リーブ21」のCMソングだ。アッコのこのCMソングを聞いた瞬間、せっかく生えた髪の毛が吹き飛んでしまうと感じた私は、わざわざホリプロに電話して……。
2013年4月2日掲載。この記事の続きを見たい方は、本紙改訂有料ネット記事アクセス・ジャーナルへ
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