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埼玉 最大74万人が帰宅困難と推計4月3日 7時4分
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大きな災害が起きて公共交通機関が使えなくなった場合、埼玉県内では最大で74万人が帰宅困難になると推計されることが分かり、県は一時的な滞在施設の見直しなどを進めることになりました。
この調査は埼玉県が携帯電話会社の協力を受けて行いました。
携帯電話の使用者の住所や位置情報を基に、曜日や時間帯ごとの滞在先を調べ、大きな災害が起きて公共交通機関が使えなくなった場合に、滞在先と自宅までの距離に応じて、帰宅困難になる人の数を推計しました。
その結果、帰宅困難者が最も多くなる平日の正午には、埼玉県内では、最大で人口のほぼ10%に当たる74万人余りが帰宅困難になると推計されています。
帰宅困難になった際の滞在場所別に見ますと、さいたま市が14万人、川越市が4万人、川口市が3万人などとなっています。
また、県外で帰宅困難となる埼玉県民は136万人余りに上り、このうちほぼ3分の2に当たる88万人が東京23区内にいるとみられるということです。
このほか、帰宅困難となった人が徒歩で一斉に帰宅を始めた場合、さいたま市では1時間後に周辺から帰宅する人のピークを迎え、さらに5時間後に都内から帰宅する人のピークを迎えると想定しています。
埼玉県は、この調査を基に、一時的な滞在施設の見直しやう回路の検討などを進めることにしています。
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