【その手があったか】 Evernoteのユニークな使い方をまとめてみた

Evernote、便利ですよね。私は公私共にフル活用していまして、Evernoteなしでは生きていけないレベルです。

自分では、そこそこフル活用している自負がありますが、そうはいっても我流です。なので、ときどき、「自分の使い方、これでいいのかな?もっと、上手な活用法があったりするのかな?」って思うんですよね。

なにしろ、取扱説明書はないし(書籍はありますが)、他人のEvernoteを見せてもらう機会もないですから、他人が何の目的でどう使っているのか、興味津々なわけですよ。

検索したり、人から話を聞いて調べてみた結果、「こんな使い方があるんだ」、「その手があったか」といろんな発見があったので、紹介しますね。

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<目次>
こんなかんじで、5つにカテゴライズしてみました。

  1. (*^_^*) 定番
  2. (´・ω・`) へぇ~
  3. (・∀・) イイ!!
  4. (;^ω^) 私だけ?
  5. (・∀・)オススメ

■1.(*^_^*) 定番

まずは定番です。

「ちょっとしたメモ」

Evernoteが得意とする定番の用途ですね。この使い方をしていない人はいないんじゃないでしょうか。私はブログ記事やメルマガの下書き、仕事の議事録、企画の草案を書いています。

「いつか◯◯したいリスト」

レンタルしたい映画、読みたい本、買いたいモノ、行きたいお店等、ウィッシュリストを入れておく方は多いですね。ちょっと自由な時間ができたとき、「そういえば、立ち寄りたいお店が近くにあったな」とか、本屋にふらっと立ち寄ったとき、「そうだ、読みたかったあの本を買おう!」と思い出すことができます。私は、映画、小説、漫画、趣味の店、レストランをウィッシュリストに放り込んでいます。

「趣味の記録」

公私の「私」の用途ですね。この使い方もメジャーでしょう。スポーツ、コレクション、ペット、楽器、車やバイク、いろんな記録をしている方がいますね。私は自転車のメンテナンスを記録しています。自転車って走行距離に応じてタイヤやブレーキの消耗品をときどき交換せねばならないのですが、そういった「重要だけど、煩わしい情報」を記録しておく場所にピッタリです。

「生活や仕事を便利にする」

生活上、欠かせない情報だけど、覚えておくのは大変、かといって紙で保管するのもめんどうな情報は身近にゴマンとあります。たとえば、家電トリセツ、名刺、雑誌スクラップ、ウェブサービスのパスワードやIDあたりですね。私は料理が好きなので、クックパッドや雑誌で見たレシピを「ごはんモノ、おかず、麺類、デザート、飲み物」といったジャンル別にわけて保管しています。

「あれ、どこにやったっけ?」

年に数回しか必要にならないけれど、その情報が手元にないがために時間を無駄にしてしまうシチュエーションがあります。請求書、領収書、各種お客様番号(保険証券、身分証明書)、通知ハガキ(生保、損保、JAF等)あたりがそうですね。しかも、家のどこに保管したか覚えておらず、押入れのダンボールを引っ張りだしたり、書類の山と格闘する・・・という苦い経験は誰にもあるものです。

「あると安心」

※ECでモノを買った時の受領メールだとか、コンタクト頻度の低い人の連絡先(遠い親戚や退職した人)の情報は、めったに必要にはなりませんが、これも上記同様「忘れたときに必要になる」ってことがあります。私は、災害が起きたとき用に、自分の住む自治体の防災課の窓口や電話番号を入れています。幸いにして、使ったことはないですが。

■2.(´・ω・`) へぇ~

私はやっていませんが、こんな使い方もあるんだなーと思った使い方を挙げていきます。

「日記」

ネットに公開しないのなら、ちょうどよい場所ですね。

「ソースコード」

手間が省けますね。エンジニアさんやプログラマさんにはメジャーな使い方かもしれません。 私はメルマガや議事録のテンプレートを何種類か保存しています。

「家計簿」

Evernoteで家計簿って使いやすいんですかね?領収書の保管には便利ですが。 ちなみに、私はExcelでやってます。

「お薬手帳」

種類がたくさんある方は、こうすれば間違えなくて安心ですね。

「歌詞」

なんのために?って思ったのですが、どうやらカラオケの練習用に保管しているのだそうです。

「ファッションスクラップ」

インテリア画像を保存しておき、部屋の模様替えの参考にするのだそうです。オシャレと無縁の私は、こういう使い方は想像もできません(笑)。

「試験の過去問題」

これ、資格勉強している人にはナイスなアイデアですね。 苦手な英単語とかをまとめたりして、単語帳としても使えそう。

■3. (・∀・) イイ!!

個人的に「なるほど、これはいい!」と思った用途です。

「出張に持っていくものリスト」

備えあれば、憂いなし。ルーチンをいちいち思い出す作業はたいへんなムダなので、リスト化しておけば時間の節約になるだけでなく、忘れ物防止にもなります。

「服や部屋のサイズ」

男性の場合、ワイシャツの首周りとか袖の長さを忘れてしまう場合など、店員さん測ってもらう必要がなくなります。 部屋のサイズを知っておけば、帰宅して巻尺で測る手間が省けるので、その場で家具が買えますね。

「シリアルナンバー (購入日、インストールしたマシン名)」

いつ必要になるかわからないけど、必要になると居ても立ってもいられないんですよね、こういう情報って。

「現状復帰が必要なモノの写真 (押入れ&引き出し)」

ダンボールの中や、タンスの様子を撮影しておくことで、片付けがはかどるとのこと。私はピンとは来ませんでしたが、家事をする女性には共感してもらえるかも。衣替えも、これでスムースにできるというわけです。

「電球サイズ & 型式」

ホームセンターの電球売り場で誰もが体験したであろう、「台所の電球サイズいくつだったっけ!?思い出せねー」って髪の毛を掻きむしることもなくなります(笑)。

「大切な手紙」

いくらIT化が進もうとも、アナログな手書きには暖かみがあります。大切な人からの手紙なら、なおさら保管しておきたいですね。元カノからの手紙をダンボールで保管してるって妻に言ったらマジギレされたことあるので、余計なことは言わないほうがいいです。

「家族にアカウントを取らせて、ライフログを記録 (テスト、通知表、工作、思い出の品)」

家族一人一人でアカウントを取るってのも、よいアイデア。家族で使いこなすって、かっこいいですね。

「万が一のことがあったら、ここを見ろリスト」

口座情報とか保険、ローン等の生活上の重要情報をリスト化し、万が一のことがあったらここを見なさいと配偶者にシェアする用途は、考えたこともなかったです。

■4.(;^ω^) 私だけ?

こういう使い方してる人、私だけじゃないですよね?

「健康診断の結果」、「病院の診察券」

年1回受けている人間ドックの結果を写真で保管しています。あと、たまにしか行かない病院の名前や場所って、つい忘れてしまいがちなので、「内科」「外科」「眼科」「歯科」・・・といったかんじでフォルダ分けしています。そういえば、診察券って、欲しいときに限ってサイフの中にないんですよね。

「時刻表」

通勤で使う路線の始発と最終は写真で保存してます。駅のプラットフォームに掲示してある時刻表を写真におさめるだけです。駅探で調べてもいいのですが、写真でサッと見たほうが早いことが多いです。

「ウェブサービスのTIPS、手順、トラブルシューティング」

gmailで◯◯する方法とか、Windowsで△△をするための手順とか、めったに使わないトラブルシューティング手順を箇条書きでメモしてあります。検索すればわかることではありますが、検索すら面倒ってとき、ありますよね。

「無料画像サイトのリンク」

ブログ掲載用の著作権フリーの画像は、複数の専用サイトのお世話になってるのですが、それをリスト化してあります。

「音楽ストリーミングのリンク集」

仕事中のBGMとして、もっぱら海外洋楽を聴いているのですが、ループ再生してくれたり、お気に入りのアーティストの曲だけ再生してくれるサービスのURLを保存しています。

「資格証明書」

資格の証明書、TOEICのスコア、英語技能検定の合格証書って、大切ではあるのですが、保管場所に困るんですよね。日常で必要になることはほぼないですが、がんばった証なので捨てるには惜しいのです。

「間違いやすい日本語」

間違って覚えた漢字、四字熟語、慣用句を使って恥をかいたことは誰にでもあるでしょう。ブログで情報発信する以上、正しい日本語を使いたいので、マメに書きためています。

<例>
◯悪巧み
✕悪企み

◯馬脚を露わす
✕馬脚を出す

◯暇に飽(あ)かせて
✕暇に任(まか)せて

◯熱に浮(う)かされる
✕熱に魘(うな)される

◯立つ鳥跡を濁さず
✕飛ぶ鳥跡を濁さず

◯時期尚早(しょうそう)
✕時期早尚(そうしょう)

◯采配を振(ふ)る
✕采配を揮(ふる)う or 采配を振るう

■5. (・∀・)オススメ

最後に、個人的にオススメの方法を紹介します。

その名も、「娘フォルダ」です。

娘が作った工作や折り紙、私の誕生日にくれた手製のカード、チラシの裏にいっしょに描いた何気ないイラスト等、後生大事に保管しておくほどではないけれど、かといって捨てるには忍びないモノって、たくさんありますよね?

そこで、娘フォルダに写真として保管しています。他にも、娘の写真を赤ん坊のころから時系列で並べて、成長過程を可視化するための「成長フォルダ」も作りました。夜、1人で眺めていると、ウッと涙腺がゆるんできます。

お子さんがいらっしゃらなくても、ペットや恋人等、大切にしている何か(誰か)専用フォルダというのは、乙な使い方だと思います。

ちなみに、これを本格的にやりはじめて、無料版の容量では足りなくなって、プレミアム会員になりました。

それでは、ステキなEvernote生活を。

nakayama

nakayama

1989年、高校卒業と同時に、極寒のアイオワ州の全寮制高校に入学。唯一の日本人として七転八倒で英語を学び、1990年にCovenant College(米・Georgia州)入学。エチオピア、インド、ウガンダ、ガーナ、南アフリカ、ペルー、韓国の留学生らと共同生活を送りつつ、心理学、生物学、社会学を専攻。1994年に卒業。

白い犬で有名な某携帯電話キャリアに新卒入社し、マーケティングと営業に携わる。2000年にネット業界に転身。旅の窓口(現楽天トラベル)で観光旅行コンテンツビジネスを立ち上げ、その後始めた個人ブログがキッカケで、ブログソフトウェアベンダーのシックス・アパートに入社。マーケティング、営業を経て、現在はコミュニティ・マネージャーを務める。三度の飯より、サッカーと自転車が好き。