鳥インフル 中国・江蘇省で新たに4人感染 4人別々に感染か
中国南部の江蘇省で2日、新たに4人が鳥インフルエンザに感染していることが判明、いずれも重体となっている。
この型のヒトへの感染は、これで7例となる。
江蘇省衛生当局の発表によると、南京市の45歳の女性が、3月19日に発熱などを訴えて入院し、現在、重体になっている。
検査の結果、H7N9型ウイルスに感染していた。
このほか、同じ江蘇省の蘇州市や無錫市などで、3人の男女が重体となっていて、同じウイルスへの感染が確認された。
4人は住む地域や仕事も異なり、別々に感染したとみられる。
これで、この型の鳥インフルエンザ感染は7例となり、このうち男性2人が死亡した上海市は2日、感染拡大への警戒態勢を強化した。