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理科離れ対策で新科目 東京・大田区4月1日 5時43分
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東京・大田区は小学生の理科離れを食い止めようと、大学で行われている最新の科学研究を見学するなどの新たな科目を文部科学省の許可を得て試験的に始めることになりました。
新たな科目は、「サイエンス・コミュニケーション科」と名付けられ、新学期から大田区にある清水窪小学校で試験的に始まります。この科目では、小学校の近くにある東京工業大学の研究室を訪問し、最新の科学研究を見学するほか、小学校に大学教授などを招き科学についての講演をしてもらうということです。
大田区教育委員会は、文部科学省の許可を得てすべての学年でこの授業を始めるということで、成果を見ながら、今後、ほかの小学校でも行うかどうか検討することにしています。
清水窪小学校の早川隆之副校長は、「大田区の中小企業では技術を担う後継者が不足してきているので、理科に興味を持ってもらうことが大事だと考えている」と話しています。
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