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震災1年境に脳卒中5倍増 岩手沿岸部、学会が改善要求

 【辻外記子】東日本大震災被災地の岩手県沿岸部で、震災直後から1年後までと、1年後から10カ月間を比べると、脳卒中患者が約5倍に増えていることが、岩手医科大学の調査でわかった。日本脳卒中学会は患者の増加を防ぐため、国に被災者の健康環境の改善を求める声明を出した。

 山田町、大槌町、陸前高田市の病院や診療所の医師に、脳卒中を発症した患者数を聞き取った。2011年4月〜12年3月の12カ月は11人(月平均0・9人)。12年4月〜13年1月の10カ月は52人(同5・2人)。月平均の患者数は5倍以上に増えた。

 脳卒中のリスクを高める高血圧についても調べた。過去に脳卒中になったことがなく、不眠などの問題を抱える3市町の約千人のデータを分析。13年1月の最高血圧(収縮期)は平均155で、最低血圧(拡張期)は平均93だった。いずれも12年4月と比べて悪化していた。

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