「島根県加工用米・米粉用米等利用拡大推進セミナー」を開催しました!
島根県では、農業者戸別所得補償制度の実施により生産拡大が見込まれる加工用米や米粉用米を対象として、実需者のニーズを踏まえた流通・販売体制の確立や県産米の需要拡大を目指しています。
この一環として、平成23年8月19日(金)、ラピタ本店(出雲市)において、「加工用米・米粉用米等利用拡大推進セミナー」を開催しました。
セミナーには、生産者や食品関連企業等約90人が参加し、「米粉の特性と米粉パンの加工適性」や「高校生が開発したコメロンパン」をテーマとした講演や県内の米粉パンの取組事例の発表の他、米粉を利用した商品の試食会を実施しました。
今後、「島根オリジナル米粉利用商品開発事業」により、米粉を活用した商品づくり等の活動を実施していきます。
【セミナーの様子】
【講演1】
「米粉の特性と米粉パンの加工適性について」
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
主任研究員 與座 宏一 氏
【講演2】
「地域活性化はおもてなしの「食」から〜高校生が開発したコメロンパン〜」
株式会社 阿蘇デリシャス
常務取締役 統括本部長 野田 謙二 氏
【取組事例】
「朝山地区の活性化と「米粉パン」による地産地消の取組」」
株式会社 朝山ファミリー工房
取締役専務 持田 潔 氏
【話題提供】
「米粉の水産練り製品への応用について」
熊本製粉株式会社 食品カンパニー業務用ユニット
主査 吉田 清美 氏
試食会の様子
〔提供された試食品〕
○高校生が開発した「コメロンパン」
○ふわふわいちじくロールケーキ、白いサクサク揚げめん
○米粉パン 他