ホームページを保存する ( IEのバージョン5.5以降)

Webページ(ホームページ)を見ていて巡り合った素敵なページや印刷する程ではないけれど、でも後からゆっくりと見たいと思うページがあります。そのような時はページをPCに保存しましょう。気に入ったページがそのアドレスにアクセスすればいつでも同じ状態で見れるとは限りません。幾度も更新されたり、URLの変更または削除される場合があるからです。現在表示されているページをいつでも安心して見るためにファイルとして保存します。Internet Explorer(IE)では4つの保存方法があります。

気に入ったホームページを保存する方法

1.保存したいページのメニューバーにある「ファイル(F)」→「名前を付けて保存(A)」を選びます。

2.「Webページの保存」画面が表示されます。
●「ファイルの種類(T)」に4種類の保存方法があります。

  1. Web ページ、完全 (*.htm; *.html)
  2. Web アーカイブ、単一のファイル (*.mht)
  3. Web ページ、HTML のみ (*.html; *.html)
  4. テキスト ファイル (*.txt)


3. 4つの「ファイルの種類」の中からいずれかを選択します。
(「超初心者の手取り足取りホームページ教室」のトップページをサンプルとしてそれぞれの方法で保存してみます。)

1.Web ページ、完全 (*.htm; *.html)


「Web ページ、完全 (*.htm; *.html)」を選択すると、ページを構成する文章とその文章に関連付けられたファイルが入っているフォルダが左の画像のように1セットで保存されます。フォルダ名はHTMLファイルのタイトルと同じ名前になります。Eマークのアイコンをダブルクリックすると保存したページが表示されます。

ホームページは、タグという言語を使って、HTMLのルールに従って記述した指示書のようなファイルとページに表示される画像ファイルなどで構成されています。「Web ページ、完全」はその形のまま保存されます。

超初心者の手取り足取りホームページ教室のフォルダの中身

今回「Web ページ、完全」で保存を選んでできたフォルダの中のファイル群は左の画像のようになっています。保存したいページに必要な全てのファイルが保存されます。ページの内容を見るだけなら全てのファイルがフォルダに作成される必要がありません。また、保存したホームページが増えてくるとそのフォルダが邪魔で、せっかく保存したページの中から目的のページを見つけるのが非常に分りにくくなり収集がつかなくなります。1つのファイルだけでページが見ることができる方法が次の保存方法です。

2.Web アーカイブ、単一のファイル (*.mht)

ホームページ全体を1つのファイルに保存することができます。ホームページを見るのが目的なら画像などの入ったフォルダが作成されないこの保存方法が便利です。

【ファイルの種類(T)】で「Web アーカイブ、単一のファイル (*.mht)」を選択すると、左のような1つのアイコンが表示されます。テキストや画像その他ページを表示するために必要なすべての情報等が mht というファイル形式(複数のファイルをひとつにまとめる)に変換され保存されます。このアイコンをダブルクリックすればIEが起動し、保存したホームページを見ることができます。

この1つのファイルを電子メールに添付して手軽に送信することもできます。

3.Web ページ、HTML のみ (*.html; *.html)

「Web ページ、HTML のみ (*.html; *.html)」 を選択すると、左のようなHTMLファイルが表示されます。ホームページ上の情報だけを保存し、画像などのファイルは保存しないので 画像などが表示されずテキストだけのページになります。

テキストだけのページ(HTMLファイル)

4.テキスト ファイル (*.txt)

「テキスト ファイル (*.txt)」を選択すると、左のようなテキストアイコンが表示されます。 ページの文字列だけがテキストファイルとして保存されます。

テキストのページ(メモ帳)


小さな画像 私の大好きな写真がいっぱい載っているページを見つけました。自分のPCに保存したいと思っています。でも一つ一つ保存するのが面倒です。まとめて保存する方法はありますか?  
答え Webページ(ホームページ)を「名前を付けて保存」で全体を保存しましょう。
Webページにある画像を自分のPCに保存する場合は、画像の上で右クリックし表示されるメニューから「名前を付けて画像を保存」を選択すれば保存できます。ページ内にあるたくさんの画像が欲しい場合はまとめて保存すれば便利です。見ているページのメニューバーにある「ファイル」→「名前を付けて保存(A)」を選びます。「ファイルの種類(T)」を「Web ページ、完全」を選択します。このとき「ファイル名(N)」は自分でわかりやすい名前に変更しましょう。例えば、ここでファイル名を「人形」と付けるとこの選択で出来たフォルダも「人形.files」と同じ名前が付きます。その中にまとめて画像が保存されています。

保存した複数の画像ファイルを一覧表示することもできます。
「人形.files」フォルダを右クリックし、表示されたメニューから「プロパティ」を選びます。「全般」タブの中にある「縮小表示を使用(T)」にチェックを入れると画像を一覧で見ることができます。
(フォルダ画面の「表示」の メニューに 「縮小版」がある場合はこれを選択します。)

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