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北九州 がれきの処理終わる
3月27日 21時47分

東日本大震災の被災地、宮城県石巻市から、がれきを受け入れてきた北九州市は、27日、最後の焼却灰の埋め立てを行い、半年に及んだ西日本で初めての広域処理が終了しました。

北九州市は、被災地の復興を支援しようと、去年9月から宮城県石巻市のがれきを受け入れ、西日本で初めての広域処理を行ってきました。
処理は来年3月まで続く予定でしたが、がれきの発生量が想定より少なかったことから、1年前倒しされ、27日、若松区の最終処分場にトラックで運び込まれた焼却灰を埋め立てて終了しました。
北九州市によりますと、市内3か所の焼却施設でこの半年間に処理されたがれきは、人口5万人程度の都市の1年分の家庭ごみの量に相当する、2万2600トンに上るということです。
北九州市は、焼却施設や最終処分場の周辺で測定してきた大気中の放射線量に変化は見られず、焼却灰などに含まれる放射性セシウムの濃度はすべて市の基準を下回っていることから、処理は安全に行われたとしています。

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