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八重樫2階級制覇へ序盤から殴り合うぞ!

大橋ジムで練習を公開した八重樫(撮影・丹羽敏通)
大橋ジムで練習を公開した八重樫(撮影・丹羽敏通)

 飛び級で世界2階級制覇を狙う元WBA世界ミニマム級王者・八重樫東(30=大橋)が、“打ち合い誘導作戦”を展開する。今月8日、東京・両国国技館で、WBC世界フライ級王者・五十嵐俊幸(29=帝拳)への挑戦を控えた1日、横浜市の大橋ジムで2回のスパーリングを公開。八重樫陣営は序盤から打ち合いで主導権を握り、五十嵐が得意とするアウトボクシングを封じるプランを予告。八重樫自ら両拳による壮絶な殴り合いで、注目の日本人対決を制する覚悟を示した。

 得意なパターンに引き込む-。八重樫は五十嵐に殴り勝つことをイメージしていた。1歳下の王者に足を使ったフットワークと手数で攻めるアウトボクシングを期待していない。「勝負ですから(アウトボクシングで)勝ちにくるのは当たり前でしょう。でも自分は打ち合って倒したい。目が腫れたとしても殴り合って勝ちますよ」と口調を強めた。

 打ち合いに誘導するため大橋秀行会長は、相手の五十嵐をチクチクと刺激する発言を繰り返した。「激闘になる。五十嵐は王者の意地もあるでしょう。まさか、ここでアウトボクシングをしてくるとは思えません」と不敵な笑み。また04年6月、大橋ジム出身の川嶋勝重がWBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守を衝撃の1回TKOで撃破したシーンを引き合いに出し「あの川嶋-徳山戦と同じ風景がみえます。9割方、八重樫が勝つ」と挑発した。

 アマチュア時代からスピーディーなアウトボクシングが持ち味の五十嵐だが、過去2度の世界戦では打ち合う場面が多かった。昨年7月のハロ戦、同11月ナルバエス戦ともに流血し、いずれもわずかなポイント差の判定勝利となった。王者は足を止めて打ち合う展開に「もろさ」が出る傾向にある。競り合いなら2階級上の王者でも勝てるチャンスは広がることは挑戦者陣営も分かっている。

 王者陣営が視察した公開スパーリングでは軽く拳を交える程度で手の内を隠した。アマ時代の4戦全敗の屈辱を晴らそうと意識する八重樫は「心のどこかに負けた嫌な思いはある。でも嫌いな物も、食べると意外においしいかもしれない。2階級制覇もすごいことですが、自分は五十嵐に勝つことが大事です」と強く決意。1週間後に控える大一番へ、雪辱のボルテージを上げた。【藤中栄二】

 [2013年4月2日9時8分 紙面から]

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