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Linuxでのコネクションチューニング ~無駄な接続を減らす~
コネクションがtime_waitステータスになってから実際に切断されるまでの時間はデフォルトでは60秒なので、それを短くするとコネクション保持に必要なCPUパワーを節約できるらしいです。
即効性があるのでLoad Averageを少しでも下げたい方は試す価値ありです。
参考記事
・『TIME_WAITとMSL』
・『http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051115/224580/』
実際にテストしてみましたが、time_waitコネクションが118から0になりましたので、確かにtime_wait状態のコネクションを大幅に削減できました。
---------------------
[root@WWW1 ~]# netstat -a | wc -l
263
[root@WWW1 ~]# netstat -a | grep TIME_WAIT | wc -l
118
[root@WWW1 ~]#
[root@WWW1 ~]# more /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_recycle
0
[root@WWW1 ~]# echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_recycle
[root@WWW1 ~]# more /proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_recycle
1
[root@WWW1 ~]# more /proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout
60
[root@WWW1 ~]# echo 30 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout
[root@WWW1 ~]# more /proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout
30
[root@WWW1 ~]# netstat -a | wc -l
148
[root@WWW1 ~]# netstat -a | grep TIME_WAIT | wc -l
0
---------------------
ただし上記の方法ですと再起動後に設定が元に戻ってしまいますので、注意が必要です。
リブート後も設定を保持させるには、/etc/sysctl.confを編集する必要があります(rootになってviで編集可能)。
↓この2行を追加すればOKです。
---------------------
net.ipv4.tcp_tw_recycle = 1
net.ipv4.tcp_fin_timeout = 30
---------------------
詳しく知りたい方は↓こちらをどうぞ。
@IT 『/procによるLinuxチューニング [前編]』
- [2008/08/04 18:20]
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