駐日韓国大使館・韓国文化院が東京・四谷の新庁舎に移転し、記念式典が18日に開かれた。日本の皇族から秋篠宮ご夫妻、韓日の政治家、芸術家など約300人が出席し、新庁舎の設立を盛大に祝った。
柳仁村・韓国文化体育観光部長官は、「韓日交流に貢献する場にしたい」とあいさつした。新庁舎は地下鉄の四谷三丁目駅から徒歩5分。2200平方メートルの土地に建設された地下1階、地上8階建てのビルで、韓国の伝統舞踊・僧舞のイメージと現代的なイメージを融合した曲線でデザインされている。
1階には絵画・写真などを展示する「ギャラリー美」、2階には各種公演、映画上映などを行う308席のハンマダン(広場の意)ホールが設置された。3階には韓国語書籍約1万5000冊、日本語書籍約8000冊のほか、韓国映画DVDなどを所蔵する図書映像資料室が設置された。韓国伝統文化を紹介する「サランバン」、韓国の伝統文化を生かした屋上庭園などが設置されている。
住所は〒160-0004東京都新宿区四谷4-4-10、℡03・3357・5970。