新4番の新井良の爆発を待つ【拡大】
チーム休日となったこの日、4番は「いい時は悪い当たりでもヒットになる。それが、ならないということは、どこかに欠陥がある。しっかり準備したい。修正というよりブレずにやりたい。それが信念」と心境を吐露。気持ちを切り替えた。
3月29日の開幕戦でタイムリーを放つも、その後好機で1本が出なかった5番の福留にも、将と同じく「悲壮感」はない。「京セラ(ドーム)だから雰囲気も違うとは思う。楽しみながらやるよ」。古巣中日との対戦を心待ちにする余裕すらにじんだ。3番の鳥谷も11打数2安打で打率・182。クリーンアップ3人とも打率は1割台だ。
和田監督1勝2敗と負け越した開幕カードの分析も済ませている。
「硬かったな。こういう時は、動きがないといけない。打つのを待っているだけではいけない」
積極タクトをふるい、クリーンアップへとまわす。反撃のシナリオはできている。(栃山 直樹)
(紙面から)