2013年 4月 2日
4月スタート
新年度がスタートした4月1日、岡山・香川県内の企業や自治体では若者たちが社会の仲間入りをしました。岡山市のアパレル会社クロスカンパニーでは361人の新入社員が入社式に臨みました。式では石川康晴社長が「絶対に逃げ出さない社会人になってください」とエールを送りました。これに対し、新入社員の佐野悦子さんは「服を売るだけでなく満足できる接客を頑張ります」と抱負を述べました。クロスカンパニーでは現在国内外で約550店舗を運営していますが今年度は新たに150店舗オープンさせる計画で新入社員はあすから即戦力として全国各地に配属されます。一方、伊方原発の停止に伴って厳しい経営環境にある高松市の四国電力では昨年度並みの新入社員130人が辞令交付を受けました。千葉昭社長は「電気事業は変化の厳しい事業環境にあるが新たな四国電力の礎を築いてもらいたい」と挨拶しました。新入社員は研修後の今月下旬から順次、各部署に配属されます。

ノートルダム清心女子大学で入学式
こちらは新たな学校生活のスタートです。岡山市のノートルダム清心女子大学で入学式が行われました。校内のサクラに迎えられ、式に臨んだのは大学と大学院の新入生、合わせて608人です。大学が用意したバラのコサージュをつけて厳かに入場しました。式では高木孝子学長が「自己実現への道をたどっていかれますように」と祝辞を述べました。これに対し新入生を代表して小泉真穂さんが「出会いを大切にし心豊かな女性になれるよう努力します」と決意を述べました。新たなキャンパスライフがスタートし希望に満ちあふれた新入生たち。授業は今月8日から始まります。

井笠バスカンパニー 開業・出発式
経営破綻した井笠鉄道のバス路線を新会社、井笠バスカンパニーが引き継ぎ、4月1日から本格運行をスタートさせました。JR笠岡駅前のバスターミナルで関係者約50人が出席して出発式が行われ、井笠バスカンパニーの小嶋光信社長らがテープカットして開業を祝いました。井笠バスカンパニーは沿線自治体の要請を受け引き継いでいた路線を継続させたほか利便性を向上させるため路線を新たに設置、岡山県内では23路線で運行します。笠岡市は夏をめどに約2億5000万円かけ新しいバスターミナルの工事にとりかかることにしています。

イオンモール岡山 着工
巨大プロジェクトがいよいよ動き始めました。JR岡山駅前に出店するイオンモール岡山の建築工事が始まりました。1日はトラックやクレーン車などが工事に必要な資材を敷地内に次々と運び込んでいきました。イオンモール岡山は、地上7階、地下1階の複合型商業施設で、営業面積は8万8000平方メートルと中四国で最大。専門店をはじめ映画館やレストラン、500人規模のホールのほか、高級ブランドの誘致も検討していて、年間の来場者数は、イオンモール倉敷を上回る2000万人以上を見込んでいます。JR岡山駅前という抜群の立地に出店するイオンモール岡山。岡山の街づくりを大きく左右する巨大プロジェクトがいよいよ動き出しました。オープンは来年11月の予定です。