どらまん。

■[ドラマ]相棒　第6シーズン　元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件」

左翼過激派・新井田（川本淳市）が爆弾マニア・塚原（崔哲浩）とのアミューズメントパークでの取引に失敗。爆弾が爆発する事件が発生した。その取引で塚原に渡るはずの金を奪った根元（柏原収史）を、右京（水谷豊）と薫（寺脇康文）は札幌まで護送することになる。根元は公判中の事件の重要証人だった。

豪華寝台特急カシオペアに乗り込んだ右京らは、一人旅の公江（長山藍子）、人気モデルのライナ（松永京子）と友人の国子（平岩紙）、どこかギクシャクした感のある安藤（永島敏行）と妻の仁奈子（山本みどり）、息子・博貴（浅利陽介）の一家、増田という男（木下政治）と無愛想な男（森本亮治）、津島（江原修）と名乗るクラブ経営者らと出会う。津島はライナらに「切手もあるので部屋へ」と誘うなど、なにやら複雑な人間模様を見せ始める。

明けましておめでとうございます。ってことで元日スペシャル感想。「映画版への伏線を残すのかと思ったら全部回収しちゃったでござる」の巻。

・序盤からトリオ・ザ・捜一大活躍（？）。元日SPだけあってもちろん三浦さんもいました。最初だけはむしろ特命よりも目立ってましたが、中盤以降ほとんど出番がなくなってしまうからだったんでしょうかね。

・最初の凍死事件は結局関係なかったのか。

・赤いカナリアキター！どうみても赤軍です。今後もSPのたびに名前が出るのかな。

・列車内の殺人ということで、当然「オリエント急行殺人事件」を思い出します。って読んだこと無いんですが。でもオチだけは知っているという…。あと「月館の殺人」も思い出します。こちらはちゃんと読みました。

・たまきさん隠れテツ説！そして美和子スペシャルお雑煮バージョン！バベルの塔もそうですが、たまき＆美和子が事件現場から離れた場所でしか出番がなかったのがさびしい。

・平岩紙タン、ハアハア…。

・紅白は見ていない右京さん。たぶんNHK教育の年越しクラシックハイライトを見ていたんだぜ。

・列車内でのエピソードはこれでもかというくらい伏線をばら撒いてましたね。10時半くらいで殺人事件については解決。これに関しては特に文句は無いなあ。面白かったですよ。あ、でも盗撮用カメラの位置があれではバレバレ過ぎやしないかとは思いました。

・1時間近く残ってるのに列車降りちゃうの？柏原収史と長山藍子は事件に絡まないの？と思ってたらもちろんそんなことはありませんでした。長山藍子は妙に話し方が艶っぽいから困る。

・車内にいた偽テツ・藤井（平賀雅臣）の存在がすっかり頭から抜け落ちてしまっていたので、柏原の事件に絡んでいたときはビックリしました。

・大河内（神保悟志）とイタミンたちがこんなに絡むとは。つーか今回のラムネは右京さんのアシスト役として大活躍でした。しかしいつも思いますが、PCから送られてくる動画綺麗過ぎ！

・官房長とラムネの2ショットというのも珍しい。特命係に対する考え方の違いもはっきりとしました。シリーズがさらに長期化して一徳さんが退職してないとおかしいような年齢になったとき、ラムネが２人の上司になったり？

・面白かったし、伏線の回収はお見事だったんですが、うーん…やっぱり3つの事件がバラバラだったのがなあ。いや一応関連はあったんですけれど、無理矢理繋ぎ合わせた感がありました。寝台特急を舞台にしておきながら、下車してからの話が長かったのも、せっかくのおいしいシチュエーションがもったいないなーと思ってしまいました。2時間半というのが冗長すぎたか。2時間なら列車内だけでまとまったかもなー。

今週の名言

「私なら官房長より上手く杉下を使えると思います」

「それは無理だねえ」

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