ゾウガメ「孤独なジョージ」死ぬ ガラパゴスの象徴エクアドル・ガラパゴス諸島のサンタクルス島の施設で歩く、ガラパゴスゾウガメの「孤独なジョージ」=2001年2月撮影(ロイター=共同) 【リオデジャネイロ共同】南米エクアドル・ガラパゴス諸島の国立公園事務所は24日、同諸島ピンタ島に唯一生き残っていたガラパゴスゾウガメで、絶滅危機動物の象徴として知られた「孤独なジョージ」が死んだことを明らかにした。死因は不明。雄で推定年齢は約100歳という。 ジョージは1972年、ピンタ島で発見、保護された。研究施設のあるサンタクルス島に移されて飼育されており、観光客の人気者になっていた。 ロイター通信によると、ゾウガメ(スペイン語でガラパゴ)は乱獲で激減。現在、繁殖が進められており、諸島全体で計約2万匹が生息している。 【共同通信】
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