本日は考察149シリーズ番外編その1です。
ちょうどブログで尻軸リングやらペン芯やらで熱くなっていた頃・・・
使う用の18Cも欲しいなーなんて思っていて・・・
で、その尻軸リングも画面では細い感じだったので60年だろうと思われる。
ただ胴軸のクラックが心配。。。ぎゃんぶるクリック!

到着して軸の程度がよければ、手持ちの14C帯と交換しようかと思っていた。
50年代の首軸ソケット(スリーブ)はずし用のカニ爪フォークを作っていたので・・・
ちと使うには勇気の必要な仕上がりレベルなので。。。しんちょ~に・・・
ある程度の力で駄目なら、一週間アルコルビン酸水溶液につけっぱなしにしておいてから・・・
世代的にブルーブラックインクだろうと予想したので・・・
・・・おっ、外れた!
はずすとソケットのネジ周りはベトッとインクがついていて。。。
ソケット毎まずはアルコルビン酸溶液に入れて超音波洗浄をしてからスリーブから外し、裏のエボやけを取って・・・フロー調整すると表のエボもとれちゃうからとりあえずそのままスリーブに入れる。
もちろんちょいとだけペン芯をだしてと・・・

さてと、それでは入れ替えようとして、ふと見たら・・・ん?あれ、これって・・・あれれ
718Cのニブ、ペン芯も途中までのエボナイト縦2本溝のペン芯、尻軸リングも細く同軸側にR、ピストン機構も樹脂製であり、疑うことなく1960年代のそれと思っていたが・・・なのに、ん
あれ?なんだこの首軸のネジ部上部付近のこれ・・・
3 赤四角で囲った部分、そうネジ部の上部に1本の筋がある
これって1970年代の首軸周りだ。
かといって樹脂製ピストンで首軸と一体型の胴軸、首軸だけ新しい部品と言うことは無い
 で、インク窓あたりにクラック?・・・外側だけ?
洗浄して軸内をグリスアップして・・・
とりあえずインク吸引したものの、じわ~っと。。。
やはりだめでしたね~()。。。軸~ピストンまで交換だ(
で、本題としては。。。時代検証で・・・
 んーーー
(デフォルト探しの旅)、一連の知識が役にたつ?

キャップのクリップ形状も問題なし。
ペン先、ペン芯、ピストン機構も問題なく1960年代のもの。
しかーーし!
なぜに首軸が1970年代。。。
首軸胴軸一体型のタイプなので、首軸だけ違う部品ではなく、胴軸全体がこれ。
ってことは1960年代から1970年代の移行期のものと判断して良いのでは?と思う


こんな判断をするのに、年表は大いに役にたつのでは!?と勝手に思っている(笑

しかし、樹脂製ピストンでこの胴軸・・・なのにこの首軸って、めずらしい。
少なくとも自分は、初対面だった。
どれぐらい作られたのだろう?
まあ決してデフォルトとは思えないので、メーカー移行期試行錯誤品として扱うけど。


うーーん、新種を発見・・・おもしろいなー(笑

しかし18Cなのに、こいつ、かった~い!
~、個体差かっ?勉強代っ(泣)(号泣)