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青森のがれき すべて処理3月26日 23時27分
東日本大震災で青森県内で出たおよそ19万トンのがれきが、震災の発生から2年を経て、26日ですべて処理されました。
東日本大震災で青森県内では八戸市や三沢市など沿岸の6つの市町村で合わせて19万トン余りのがれきが発生しました。
このうち、80%以上のおよそ16万トンのがれきは八戸市で発生し、市は市内に5か所の仮置き場を設けて、分別作業のあと、セメント工場に運んでリサイクルしたり、最終処分場で埋め立て処分をしたりしてきました。
26日は、八戸港にある仮置き場で最後に残っていたがれきがダンプカーでセメント工場へ運ばれ、震災の発生から2年を経て26日で、青森県内のがれきはすべて処理されました。
市の委託を受けてがれきの分別作業を行ってきた会社の作業員は、「最初はどこから手をつけていいか分からないほどでした。布団や衣類、食器が多く住まいを失った人は本当に大変だと思いながら仕事をしてきました」と話していました。
青森県内では、県内で出たがれきの処理のほかにも、宮城県と岩手県のがれきを5つの市町村で受け入れていて、県によりますと先月25日までに2万3500トンを処理したということです。
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