「華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ 後編」
どうやらこの間の金曜日に自分が関わった「華ヤカ哉、我ガ一族 キネトグラフ」の後編が発売されたようです。
この作品のおかげなのかせいなのか、今自分がアニメを作っていないのはこの作品が原因。
(会社からの未払が起きた)
でも、なんとなくだが、腹はたったが後悔はしてない。
本当のこと言うとこの作品最初からきな臭かっただから前の会社の責任もあるし知り合いが関わっているから前編のみにしようと思って後編はやる気がないというかやったらやばいと思ってた。
前の会社を抜けて一時的にフリーになったのでフリーでアニメに関わってる人から「フリーだからお金の件はちゃんとしなきゃ、払わないなら作業勧めちゃいけない」と言われていたが、制作はそれができない。
実際制作は自分しかいないような状態だから自分が作業しなければ後編は完成しなかった。
けど、それをしたら監督やメインのスタッフが困る。制作はメインスタッフの信頼が第一だから作業をしてしまう。
そして、結果自分の場合は会社からお金があとになって支払われなくなった。
いろいろな理由をつけていたが、単純にお金がないから払えないのだろう。アニメ業界は線なことが当たり前に起きる。まぁ、それをしたらまともな仕事はできないけどね。
まぁ、そんなことはどうでもよく、華ヤカの後編は前編制作終了からスタートしたので11月からだった。そして、納品はイベント合わせの1月いっぱいでの制作というスケジュール。
ちなみのこの11月の段階から後編用のキャラと背景の設定を作るのから始める。
シナリオとコンテは上がっていたが、設定がなかったのでなかなか進まなかったなぁ。
三ヶ月の制作はチョット少ない感じかと思いきや華やかは約45分500カットと通常のOVAの2倍の量なのだ。
正直、イベントで上映できたのが奇跡という感じ。
そんな状態だから逆にスタッフ間の仲はかなりよかったと思う。
おそらく誰か一人かけてもできなかったと思う。
その分、楽しめたといえば楽しめたが、正直、このような状況は勘弁して欲しい。
時間がない中、なるべく世界観を原作の大正に合わせるために何箇所も博物館に行き調べたりしてそれが意外に楽しかった。
時間がないから逆に余計なことをしなくて済んだのかもしれないけど。
結果、華ヤカの制作は楽しかった。だから、後悔はしてない。やって良かったと思ってる。少しだけどファンの方からも嬉しい言葉をいただいたりしたので。
なんだかんだでありがとう「華ヤカ」
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