福島・飯舘村で神社と宮司夫妻の住む家が全焼 1人の焼死体発見
福島第1原発事故で住民の避難が続く福島・飯舘村で、神社と宮司夫婦が住む家が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
火事があったのは、飯舘村の山津見神社で、1日午前3時40分ごろ、宮司夫婦が住む住宅から出火した。
この火事で、住宅と神社が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかった。
火事のあと、宮司の妻の久米園枝さん(80)の行方がわからなくなっていて、警察が身元の確認を急いでいる。
飯舘村の住民は「住民が避難してるので、災害が大きくなってしまった」と語った。
この神社は、原則、住民の宿泊が認められていない、避難指示解除準備区域にあった。