未公開株売買詐欺・羽賀研二被告の上告退ける決定 最高裁
未公開株の売買をめぐり、詐欺などの罪に問われ、2審で懲役6年の実刑判決を受けたタレントの羽賀研二被告(51)について、最高裁判所は、上告を退ける決定をした。
羽賀研二被告は、知人の男性に未公開株を売りつけ、およそ3億7,000万円をだまし取った詐欺と恐喝未遂の罪に問われ、1審で無罪とされた。
しかし2審では、無罪の根拠となる証言をした人物が、偽証罪で有罪判決を受けたことなどから、「証言は信用できない」として、懲役6年の実刑判決を受け、上告していた。
最高裁は、1日までに、羽賀被告の上告を退ける決定をし、これで羽賀被告の実刑判決が確定することになる。
また、羽賀被告と共謀したとして、懲役2年の実刑判決を受けた元プロボクシング世界王者・渡辺二郎被告(58)についても、上告が退けられた。