【ソウル=中野晃】江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節団の足跡をたどる「21世紀の朝鮮通信使 日韓友情ウオーク」(日本ウオーキング協会、韓国体育振興会など主催、朝日新聞社など後援)が1日、東京を目指してソウルにある朝鮮王朝時代の王宮・景福宮を出発した。日韓計1158キロの道のりを約50日間で歩く。
約30人の一行は、当時の行列を再現した音楽隊の先導で歩き始めた。福島県郡山市から参加した在日韓国人2世の朴孝子(パクヒョジャ)さん(66)は2年前の前回、経営するブティックもたたんで参加の準備をしていたが、直前の東日本大震災で断念した。念願のウオークに「感無量。素晴らしい日韓友好の足あとを確かめたい。震災の体験も、韓国の人々に伝えたい」と話した。ソウル市の韓楠洙(ハンナムス)さん(62)は「政治的な問題があっても、民間交流は活発にすべきだ」と語った。
同ウオークは4回目。前回は震災の影響で韓国内だけを歩き、ソウル―東京の踏破は4年ぶりとなる。
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朝日新聞国際報道部