パトレイバー2を見返したので回答したいと思います。
泉ノアがテストパイロットをしている機体がデータ収集の為のテスト(訓練ではないと思います)が終わったときにメカニック?が、無線?で「状況終了」といっています。
また、劇中53:17あたりで自衛隊ヘリが「八咫烏(やたがらす)よりサクバ?、カムヤマト?の通過を確認、送れ」といっています。
「状況終了」と「送れ」を使っているのでそれなりの取材をしたのだと思います。
その上で、考えますと、以下はやはり間違っています。
橋を爆破する時に、東京で待ち構えていた警察ヘリ(と思われます)に不振に思われ、
「前方を飛行中の編隊へ、攻撃ヘリの出動要請は出ていない、所属、官制名?を名乗れ、聞こえるか?」
「ソンゼロ?より各機へ、時間だ、状況を開始せよ」
「了解、状況を開始する」
「おい、今のはなんだ? 状況ってなんだ?」
という台詞の流れになっています。
この後、特車二課が襲われます。実弾攻撃をして、パトレイバー等を壊滅されます。
行動はまさに、「作戦行動開始」が正しいです。
また、100歩譲って、無線傍受に備えて「状況開始」と言うならば、
「状況ってなんだ?」(この言葉から警察ヘリと判断しています)の時に、
多少の言い訳交信をしてもおかしくないと思うのです。
と、いうわけで、私の結論としては、押井守監督が、作戦開始を知らず、
そういう作戦の類いは、全て状況開始というものだとして認識していた可能性が高いとと考えます。
もしくは、原作の段階で取材が足らず、分かっていなかったかですね。
もうひとつの検証方法として、原作のヘッドギアか押井守監督のどちらかを
判断するには、いくつもある小説をすべて読んでみると原作者の間違いなのか、
監督が間違えたのか、もしかしたら?はっきりすると思います。
投稿日時 - 2012-11-13 00:53:41