WBC:侍ジャパン準決勝進出 オランダに大勝
毎日新聞 2013年03月10日 22時01分(最終更新 03月10日 22時47分)
侍たちが、三たび海を渡る。野球の国・地域別対抗戦、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド1組は10日、東京ドームで2回戦を行い、日本代表「侍ジャパン」がオランダに16−4で七回コールド勝ちし、サンフランシスコ(米国)で17日(日本時間18日)から始まる準決勝進出を決めた。
3連覇を目指す日本は、福岡ヤフオクドームでの1次ラウンドA組で苦戦しながらも2位通過し、2次ラウンド1回戦は台湾を延長戦で破る粘り強さを発揮。この日は大勝し、4強入りを決めた。
日本は12日、オランダとキューバの勝者と1組1、2位決定戦を行った後、06年第1回、09年第2回大会に続いて準決勝、決勝の地となる米国へ移動する。【冨重圭以子】
◇鳥谷が先頭打者本塁打
日本が毎回、先発全員の17安打で毎回得点し、七回コールド勝ち。一回の鳥谷の先頭打者本塁打が口火となり、6選手が本塁打。先発の前田は5回を1安打9奪三振無失点と、完璧。オランダは、内海からバレンティンの適時二塁打などで4点を返したが、焼け石に水だった。