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キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
こんぶ
こばぶちょ〜眠い
12冬合同誌その他の通販を受付中です希望の支払方法(小為替or楽天ないし三井住友銀行への振り込み)と口数、宛先を明記して合同誌アドへデータ販売も受け付ける事にします ディスク送るのは郵送かメール便か・・・今回は一回休みということで冬の原稿を用意しておいて頂けると助かります仕事で忙しい人も多いと思うのでゆっくりとやりましょう合同誌はSS・画像・映像・ゲーム・その他色々対応します合同誌用アドレス:lyrical@lyric.ivory.ne.jp <@に注意サークル情報:http://c10001134.circle.ms/oc/CircleProfile.aspx08夏収録ログ:http://lyricalacademy.com/log/新ろだ:http://lyricalacademy.com/uploader/ <食堂や遊戯室もこちらから新ろだ2nd:http://lyricalacademy.com/up/uploader/<html可その他不明な点があれば随時追記していきますので、質問などお願いします。
こんぶ月月火〜水木金金〜♪
こんばんはレイン、シオン、レイツァで怪盗キャッツアイなんて電波を受信した発信者は黒にゃんこの人かしら
>レイン、シオン、レイツァで怪盗キャッツアイなんて電波を受信した>発信者は黒にゃんこの人かしらレインとシオンがあのピッチリ全身タイツを纏うのはいいだがレイツァ、おめーはダメだ(性別的な意味で)
「野良試合、礼を言おう……だが聖剣グラムの名を冠する少女よ、それだけの力を以て何を欲する!」 膝を着いた青年が語りかけるのは黒衣の少女だ。 青年の逞しい左腕は肘から奇妙な方向に曲がっていた。よく見れば右の拳も壊されている。 彼を見下ろしている少女は余りにも華奢で背も高くはない。140あるかどうかというところだろう。 魔法という概念がある以上、純粋な筋力の差だけで力量を測るのは間違いなのだが、 二人の外見の差と決着の有様は余りにもインパクトが大きすぎた。「んー、目下の目標は下宿先を見つけることかなぁ。お兄さんはジータいう屋敷知らん?」「そんなことを聞いているのではない!」「やー、そんなマジになられても困るんよ。強くなることに明確な目的や理由があるわけやないんや」 うーん、と腕を組んで悩み始めた少女はパッと思いついたように笑顔を咲かせ、言った。「『それを教えてくれる人―恋人―』、募集中なんよ」 リリカル学園 Vivid Generation 『 その名はノートゥング・エレミア 』
>だがレイツァ、おめーはダメだ(性別的な意味で)あーたん「そこでジータ家秘術女体化魔法を♪」
「客が来る?」「はい。奥様と私的に交流のあった女性のお嬢さんがいい宿を探しているとのことでしたので」「もっと分かりやすく言ってくれ。回りくどすぎる」 小さなトレーニングルームでストレッチをしながら執事の言葉を待つ。 すると、「ぶっちゃけ奥様の友人から好くしてやってくれないかと頼まれました」 身も蓋もないことを言い切りやがる。さすが俺の執事だ。 つまり俺に何の断りもなくOK出したのを許して欲しいってことだろ。「ま、別にいいけど。どうせ部屋は余ってるんだし……メイド長によろしく言っておいてくれ」「承りました」 すぐに執事の気配が消える。色々と準備が忙しいのだろう、無視でOKだ。 充分な柔軟を終えた俺は全身鏡の前に立ち、シャドーを始める。相手のイメージはレインさん。 一瞬で浮かんだキスシーン、もとい邪な記憶を幻想ごと殴り飛ばす。「それにしても宿を探してるって仕事か? 何やってんだろうな」 相手のことくらい軽く聞いておけばよかった。
>「野良試合、礼を言おう……だが聖剣グラムの名を冠する少女よ、それだけの力を以て何を欲する!」この言い回し厨二病(アツェレイ菌)患者か
「あかん、あかんって!」 二歩で立体交差の道路から飛び降り、二段目道路の縁に着地。反動は適当に殺す。 一安心かと思いきや、ウチの後を追ってきていたバイクがジャンプして落ちてくる。「どんだけ根性座っとるん!?」 がちゃんと派手な音を立てて着地したバイクを置き去りにして走る。すぐに追ってきた。「やから両者公認の殴り合いだって何度も言うとるやんか!」「だから詳しい話を懺悔室で聞かせろと言っている!」 縁を走るウチにあっさりと並走してくる。やっぱ魔法使わずに逃げるのは無理や。「あーかーんーっ! 今から宿探さなきゃ今晩泊まるとこなくなる!」「何なら教会に泊まっていくか不良少女! ベルカ自治領内でエレミアの私闘は禁じられてるはずだぞ!」「いややー! お兄さん事情全部わかっとるやん! せやけどあんなに頼まれたら断れんって!」「そこを詳しく聞かせろと言っている!」「やーのっ!」 また飛び降りる―――――フリをして縁にぶら下がるようにしてやり過ごす。 一拍の後、バイクが最下段の道路へと飛び降りていくのをウチは悠々と見送った。
>「ぶっちゃけ奥様の友人から嫁に貰ってくれないかと頼まれました」
> また飛び降りる―――――フリをして縁にぶら下がるようにしてやり過ごす。> 一拍の後、バイクが最下段の道路へと飛び降りていくのをウチは悠々と見送った。なぜかこの前見たダイ・ハード5を思い出したあまり似てなかった
「教会騎士団の人かな? 魔法を使ってこなかっただけ良識ある人みたいだけど」 道路を飛び降りる精神とそれを叶える技量はすごいものがある。 下では事故にはなってないのを見るとタイミングも計ってたのかもしれへん。 魔法なしでそれをやれてしまうのは末恐ろしい。「ノート・エレミアー!」「今回ばっかりは堪忍なー?」 一息によじ登り、また縁を走り出す。実はすでに屋敷を訪ねる予定だった時間はとっくにすぎている。 相手側に心配かけさせたくないし、さっさと行かないと。 と思ったら背後から車がやってきて止まる。黒くて大きな車だ。 中から白黒の執事が現れた。都会の執事は派手やんね。 ヴィクターんところの執事さんはもうちょっとオードソックスやと思ってたけど。「失礼、ノートゥング・エレミア様でございますね。お迎えにあがりました、どうぞこちらへ」「やー、助かりました!」 一も二もなく車に乗り込む。シートはびっくりするくらいふかふかだった。 後で判明したことだけど、鬼ごっこをしてたお兄さんはウチのファンだったらしい。せやからサイン書いて今回の件は見逃してもらうことになったんよ。
「そんなわけでお世話になります。ノートゥング・エレミアです」 ぺこりと頭を下げる。 相手はウチが想像してたよりずっとちっこい男の子やったけど礼儀は大切。武道だってそこは同じ。 それにしてもこの当主さん、成長したらきっと物凄いイケメンさんやね。今でも充分好みやけど。「おぉ! ノートゥングってマジにあのノート・エレミアか!?」「なんや照れるなー」 ちなみにノート・エレミアはウチの別称。 両親やセコンドを勤めてくれるような親しい相手はウチのことをノートと呼ぶ。 それを知った記者が盛り立ててしまったから世間様に知れ渡ったようで、今ではノートとしての方が名前の通りがいいのがなんとも皮肉。 でも改めて真正面からこう言われるとむず痒いものがある。 親子揃って人見知りだとヴィクターには良くからかわれてたけど、否定できないかも。「おっと、感動して挨拶が遅れた。この家の主をやってるレイツァ・ジータだ、よろしく」 握手を求められたので応える。 ……おお? もしかしてこの子、結構強いんとちゃう? 少なくとも今日戦った男性よりは強そうや。
> ヴィクターんところの執事さんはもうちょっとオードソックスやと思ってたけど。ヴィクターって母親の友人のこと呼び捨て?もしくはその娘も同じ愛称?
> ヴィクターんところの執事さんはもうちょっとオードソックスやと思ってたけど。母親の友情を呼び捨てなんだなまぁ自分の中での呼称だろうが
おっと誤字った友情→友人
>ホント、シオンとレイン共々嫁に貰ってしまえばいいのにノート「御馳走様でした♪」レイン「レイツァ君以外にこんな…」シオン「だめなのにぃ…」レイツァ(反応が無い干物のようだ)
「普段はS・ラインなんて名乗っちゃいるけど本名はジータだから気にしないでくれ」 年齢的な問題かな? 当主を名乗るには若すぎる。 でもそんなことより気になることができた。彼の強さだ。「当主はSAをやってるんです?」「あ、敬語とかいいよ、楽にして。ただしこっちも世話してる間は敬語使わないからな」「りょーかい」 笑って言う。気安い関係を求められてるのならありがたい話や。「一応やってるよ、SA。八神家流の……フェリオの弟弟子だ」「……あそこの門下生さんか、なるほど」 強いわけだ。 あそこの師範はエレミアの経験と比べても遜色のない生々しい殺し合いの色を覗かせる。 戦場を肌で知ってる武には相応の武が宿る。 彼には武術の素質もあるようだし、彼の才能とあの師範の教えはさぞ噛み合ったことだろう。 エレミアの経験から語ってこのタイプは強い。 この子にならフェリやんと同じくらい期待してもいいのかもしれない。
>ヴィクターって母親の友人のこと呼び捨て?>もしくはその娘も同じ愛称?>母親の友情を呼び捨てなんだな>まぁ自分の中での呼称だろうがヴィクターが自分の子供のように可愛がってくれたから凄く懐いて愛称で呼んでるとか?
こんばんはです部長さん
「ケーキ♪」「大会が近いのでしょう? ダメです」 夕食後のお茶会、というモノをウチは初めて体験したけど金持ちはすごい。 何の日でもないのにレアチーズケーキが出てきた。メイドさんが用意してくれてたらしい。 でも執事さんに取り上げられてしまう。「返してー」「いいよエステッド、ケーキ一つでエキシビジョンこなせなくなるような選手じゃない」「ですが予選の後に本戦を控えています。今から体を作らなければ万全な態勢で臨めません」「おいおい、メイド長の作ったスイーツは毒か? ポイズンスイーツか?」「美味しすぎて中毒になったらどうするんです?」「もしそうなったらあのエレミアを落ちぶれ貴族の用心棒として飼い殺してみるさ」 次の瞬間『HAHAHA!』と奇妙な笑いを交わす主従。ちょっと今までに見たことないタイプ。 でもそんなことはケーキが戻ってきてどうでもよくなってしまう。「ケーキ♪」 結論から言うとケーキはびっくりするくらい美味しかった。飼い殺しも悪くないかもしれへんね。
>「ですが予選の後に本戦を控えています。今から体を作らなければ万全な態勢で臨めません」でも大会中なのにホテルで豪華な食事会を普通にやってたような…
「ぐあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」最初は分からなかった、自分が今何をされたのかふと『左腕の感覚が無いな』という軽い気持ちで視線を左に向けると……そこには存在しない左腕と噴き出す血がエリオの視界を埋め尽くしていたのだ (いったい誰が!?誰がこんな事を!?)突然の事に混乱しかけた頭で必至に周囲を探っているそこはエリオが普通と違う所だ、どんな状況でも事態の把握を試みようとしているしかしそれも叶わなかった (ズシャ!ズシャァ!) 「がぁ!!?」左腕の次は両眼が潰された正確には針の様な鋭いものが両眼に突き刺さりエリオの視覚を奪ったのだが次第に激痛が全身を回り始めエリオの悲痛な叫びが周囲に轟いていたERIO DAYS'〜僕と両眼と襲う敵〜
「んー、そっか。今回フェリやんはシード枠だっけ」 DSSA関連の試合では優勝や、それに絡む試合が多く、今回インターミドルでのシード枠がもらえたとか。 ウチから言わせればやっとやなぁ。 実力は前からあったけど若すぎるゆーんがネックだったんだろう。 フェリやんの試合は人気だし、まだまだ予選の目玉として扱いたかったんだろうけれど。「当人は残念がってたけどな。試合好きだから」「あー、分かるその気持ち。ウチも初めてシード権貰った時は物足りなかったなー」 普段はジークやヴィクターと訓練ばかりやっていたから他の人とぶつかり合うのが楽しかった。 それが取り上げられたのだから文句の一つも言いたくなるものだ。 今では慣れたし、自分の立ち位置も理解しとるつもり。 予選で未来の芽を根こそぎ奪うんがウチのやることじゃない。 上で待ち構え、目標となることがウチにやれる他人との繋がりだ。「レイツァは出ないん?」「今のところ出る予定はないね、自分の弱さは自覚してるつもりだ」 これだけの実力を秘めてるのに弱い言うんか、この子?
道場を後にしてシェベル家(家長不在)にお邪魔したルリ、シュリ、キオであるが…「うーん……」「日も暮れてきたけどお家の方には連絡したかい?」「え、あ、はい!大丈夫です」「そうか、夜ご飯もあるだろうから何か軽く作るよ。ミナ達も稽古でお腹すいただろう?」「「「わーい!」」」盛り上がる三人を余所にルリは悩んでいた「(ど、どうしよう…シュリちゃん達と遊ぶのが楽しくてすっかり忘れてたよぅ…)」脳裏に浮かぶのは身体の弱い少女の姿ミッドで特に仲の良い友達、レイア・ジータ彼女と遊んでいた際にシュリとキオがミッドにやってくる事を話しており、紹介する事を約束していたのだ「(最初は覚えてたんだけど…フェリオちゃん、ミナちゃんと会いに移動してる内に忘れてた…)」シュリとキオの滞在は1日というわけではないので明日にでも行けばいいのだが、根が真面目なルリは気に病んでいたのだレイアの兄であるレイツァには会っている事も一因である
未来組のあまり多くない男性陣だけどレイツァとモヒカン息子じゃどっちが強いんだろうか年齢はモヒカン息子の方が上だがシュリキオには二人とも勝てそうにないしあまり関係ないよな
「出たらええやん、きっといいとこ行くよ?」「フェリオがいなけりゃな」「……なるほど」 まずはフェリやんから、か。 大会よりもフェリやんと戦う方のが重視してる。フェリやんにゾッコンだ。 あの子に勝たなきゃ自分が強いと認められない、そんなところだろう。 勿体無い。「もしよかったらウチとやらへん?」「やる?」「ん、折角やし今から一戦どや?」 また執事さんに睨まれるけど無視、やりたいことはすぐやる主義なんよ。「軽くでええんよ、流水できるんやろ?」「……まさかフェリオ対策か?」「ううん、単純にキミに興味あるんよ」 じっと目を見て言うと、暫くの沈黙の後に頷いてくれた。
昨日のぞろ目>無題 Name としあき 13/03/29(金)01:27:57 No.9348611 del>ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ! ラスレス>無題 Name としあき 13/03/29(金)01:31:00 No.9348628 del>ぞろ目かラスレスならユキハとリエッタの悪巧み
>正確には針の様な鋭いものが両眼に突き刺さりエリオの視覚を奪ったのだが>次第に激痛が全身を回り始めエリオの悲痛な叫びが周囲に轟いていたマジでドSっぷりが進化してないか?
エリオとアツェレイに平穏を与える為に去勢して、男性でも女性でもない身体にしようあ、ガンタンク化はNGで
(何も感じなかった、気配も、音も、何もかも)未熟とはいえリヴァイから厳しい特訓を受けヒナからは魔物封じに関する剣技や気配取りの指南を受けた身多少なりとも悪しき気配が近づけば分かるはずなのにそれが分からなかった『何故』という疑問符を浮かべる余裕など今のエリオにはない左腕を失ってから数秒が経過、それだけでエリオは今非常にマズイ状況に置かれているまず流した血の量、普通の人間なら失血死に近い量が既に流れている感染者はほぼ不死身でありどんな負傷でも再生を行うが血液までは再生が追いつかないこれはすぐにでも血を止めなければエリオには死が待っている事だろうそうでなくても今のエリオは幼い子供の姿普段の姿と違い身体の動かし方も違えば全てが変わってくる (まずリアクトを……ダメだ……意識が……)敵が何者かも分からぬまま、エリオは薄れゆく意識を繋ぎとめようと必死だった立っている事も出来ず、その場に倒れ込んでも尚生きようとする意思を強く持ったのである
「一本先取でいいだろ」「じゅーぶん。ありがとなー」 急遽取り決まった試合の会場はトレーニングルーム。 何故か俺が十代女子最強と謳われるノート・エレミアと向き合う事になってしまった。 初対面からやけに堂々としているとは思っていたが、まさか俺をフルボッコにしてこの屋敷を乗っ取るつもりじゃないだろうな。 自慢じゃないが勝てる気がしないんだ。それは勘弁してくれよ。「審判を勤めさせていただきます。魔法なしで先にクリーンヒットを取った方の勝ち、宜しいですね?」 俺とノートゥングの間に立って審判を行うのはエステッドだ。 まぁ、メイド長は一般人だから審判役は無理あるか。「執事さんは強そうに見えないけど、大丈夫なん?」「あれでも現場で活躍したS級魔導師だぜ。実戦慣れしてるし、何より目がいい」 相手の攻撃を一瞬で看破して、それに対応した防御呪文を張るエステッドの動体視力と 判断力は間違いなく審判に向いている。下手したら天職かもしれない。「そっか、ほんならええね」 それで納得したのか、ノートゥングはファイティングポーズを取った。
こんばん皆の衆〜
「では両者構えて」 エステッドが右手を振り上げ、目の前に膜のように薄いシールドを張る。 あれを叩き割れば開始の合図だ。 俺は右手を上に、左手を下にした天地の構え。 ノート・エレミアは両手を前に構えただけのラフなファイティングポーズ。 やや前傾姿勢はタックルが狙いだろう。 フェイントのパンチで顔面を狙いながら、本命は前に出ている俺の右足? なるほど、教科書通りの不意打ちだ。マウントさえ取ってしまえば勝負は決まったも同然だろう。 だが狙いが分かってしまえば対処は簡単だ。「バリアジャケット、着なくていいんだな?」 黒いジャージ姿のノートゥングに対して俺はバリアジャケットのアンダー。 男としてちょっと思うところはあるが、相手は格上だし、俺が防護服を着るのは正しいことだと思う。 だが彼女が着ないということは、負ける気がサラサラないということで。「舐められてると思うんなら結果で語ったらどうや?」 ニヤリと笑ったのを準備完了と見たのか、エステッドの合図が響いた。
>感染者はほぼ不死身でありどんな負傷でも再生を行うが血液までは再生が追いつかないそんな時にはコレ一本!!血液なんか要らなくなるよ!羽生蛇村特産の「THE RED WATER」!!500ml150円(税込)で好評発売中!!こんな脳内CMが流れるのもアツェレイって奴の仕業なんだ
> 初対面からやけに堂々としているとは思っていたが、まさか俺をフルボッコにしてこの屋敷を乗っ取るつもりじゃないだろうな。そうか、ノートはディオだったのか
>ぞろ目かラスレスならユキハとリエッタの悪巧みユキハとリエが組むなんて…いったい何が起きるんだ
>そうか、ノートはディオだったのかジータ家の血(精液?)で吸血鬼になるのか
そういえばノートってジークと同じツインテール?
「「―――――!?」」 開始の直後、お互いにとって意外が生まれた。 俺は読んだ動きに対してタックルが仕掛けられないほどの近距離を選択した。 至近距離ならば空打ちのパンチなんて怖くない。 この距離で一番怖い『鉄腕』も魔法禁止のため、気にする必要はない。 だから思いっきり大胆に踏み込んだ。 それがノートゥングにとっての意外。 俺にとっての意外はもっと単純だ。 ノートゥングが速過ぎた。あとおまけに力強すぎた。 二人一気に踏み込んだが、俺の予想より半歩ほどノートゥングの踏み込みが深い。 結果として俺とノートゥングは正面衝突した。 しかもその後、重心を落としていたノートゥングに勢い余って押し倒された。 メイド長からしたら俺が轢かれたようにしか見えないだろう。「おごっ」 おまけとばかりに後頭部を強かに打ちつけ、意識が飛んだ。グッバイ、俺。
(.......ドギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!)その時である、空を、雲すらを覆い隠す程巨大な竜が姿を現したのだパスティヤージュの旧勇者パーティの仲間である巨大竜クレイトス英雄王アデルと魔王ヴァレリーの相棒が風を切り裂き超高速で飛来した 「そこまでなのです!!!(ズガガガァン!ズガガガァン!ズガガガァン!)」間髪入れずにクレイトスの上に乗っていたアデルが飛び降りるそれと同時に銃を連射、狙いはエリオの傍にいる敵(と認識されるもの)アデルの射撃は見事なもので上手くエリオは避け、敵だけを狙い撃ちしていたしかし数発は外れ、それ程ダメージを与えられないまま敵が動く (キィィィィィン!......ピキィ!) 「なっ!これは!?」 「おいおい……こいつは結界か?」突如として周囲に展開された結界、これにはヴァレリーも驚きの色を隠せない何しろ敵とエリオを中心に展開された結界はその中の様子をも隠してしまったのだから 「エリオ!(ヒュゥゥゥゥゥ!......ズダァン!)」
>未来組のあまり多くない男性陣だけどレイツァとモヒカン息子じゃどっちが強いんだろうかモヒカンは流水対策あるみたいだが息子はまだな気がするなだからレイツァが流水発動するまでは勝てるただしレイツァの攻撃が通用しない場合はどっちの攻撃も通らなくて千日手?
>そうなるとアツェレイは毒殺されるわけか……毒で死ぬの?腕や足が消し飛んだり燐紛で肺焼かれたりはしてるけど毒攻めはまだのはずだから意外と効果あり?
「勝負有り。勝者、ノートゥング・エレミア」 と執事が言ったものの、ノートゥングの出した答えは逆だ。「嘘やん、ウチが負けた……?」「……どういうことですか?」 下敷きになって目を回している少年が勝者だとは思えないが、彼女が負けを思うのにも理由はある。 メイド長に説明を求められ、執事はちょっとした事故ですよという言葉を枕にして続けた。「そもそもこの勝負、若様が有利なんです」 そもそも純粋な一本先取制ならばレイツァは異常に強い。 攻撃よりも防御のテクニックが重要とされ、手の内の深い読み合いを要求される。 そんな戦いこそレイツァが最も得意とするところなのだ。 フェリオも得意なため、本人は特筆されるような技術ではないと思っているようだがそれは大きく異なる。 余程のことがなければ開始直後のアディオダンツァで勝負が着く。そういうレベルなのだ。「あそこでぶつからなかったら若様が勝っていたのを肌で感じ取っていたのでしょう」 さらに、と執事は心の中だけで付け加える。(一方的に、しかも初見で動きを見切られた時の衝撃は大きい。敗北を思うのも無理はない)
「・・・・・・ルリちゃん来てくれなかった」夕闇が空を覆っていくのを窓から見ながらレイア・ジータはそう口にした「・・・・・・きっとこっちに来て最初の日だから忙しかったんだよね」体の弱く外に出歩く事の少ない彼女にとって数少ない友人であるルリが、新しいお友達を紹介してくれるそう言ってくれた時はとても嬉しくて今日、そのお友達が来てくれるかも知れないと朝からウキウキが止まらなかったしかしもう夕暮れの時間だがそうはならなかった、きっとなにか事情が有ったのだろうかいや、そもそも今日訪ねるとはルリちゃんも言っていなかったじゃないか、私が早とちりしていただけなんだ「お菓子もご本も用意したし、きっと明日は来てくれるよね?」そうだと良いな、そう考えながらデバイスを取り出し、紹介してくれるという友達の写真をルリちゃんがくれたのをまた再生したとっても明るく優しい笑顔の男の子達、その笑顔を見ると心がとってもぽかぽかするなんて言って挨拶しようかな、そしてどんな挨拶してくれるのかな?明日がとっても楽しみなレイアだった
上空から見事な着地を決めたアデルとヴァレリーすぐさま結界に近寄るが中の様子を知る事が出来ないまた結界もかなり強固であり簡単には撃ち破れそうもなかったのだ 「(ズガガガァン!ズガガガァン!)なんて硬い結界ですの!?」 「ヤバいな……小僧の気配が段々小さくなってやがる」思えば分からない事だらけであった突然エリオが小さくなった事も、突然現れた悪しき気配そしてその気配を辿ってやって来たらエリオが襲われている全てが無関係そうに見えてそうではないアデルは直感的にそう思っていた 「とにかく今はこの結界を壊すのです!でないとエリオが!」 00『どけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!』遠方から轟くアツェレイの咆哮、光と共に現れた姿は全身を真っ赤に染めていた
「つまりパンチやキックの前に決着付いちゃったということですか?」「その通り」 ノートゥングの踏み込みが速過ぎたため、レイツァは避けられなかったのだ。 故に執事は事故であると告げていた。「エレミア嬢を勝ちとした理由は主に二つ。 一つ、経過はどうあれ結果的にタックルが決まって若様はばたんきゅー。これはダサい。 二つ、女性に押し倒された時点で紳士としては決定的な敗北です」「たっ、確かに!」 二つ目の理由に激しく納得の意思を見せたメイド長。 彼女もやはりジータ家の従者、ちょっとどこかの螺子が飛んでいるようだ。「エレミア嬢が負けを思う理由も分からないではありませんが……」 事故さえなければ『たった一手で詰められた』という事実を誰より深く実感しているのだろう。「勘違いをしてはいけませんよ。若様は確かに才能はございますが器が違います。 どれだけ伸ばしたところでエレミアの名に傷つけることは適いません。お忘れなく」 果たしてその言葉は彼女に届いたのか。ややあってから従者達は退室していった。
>遠方から轟くアツェレイの咆哮、光と共に現れた姿は全身を趣味のSMプレイによる流血で真っ赤に染めていた
「どうしてあんな言葉を?」「事実だし……それに執務官補佐時代の勘、かな」 廊下を歩く従者二人の態度はいつもより安い。 どちらも素の態度だ。お互い立場を気遣うような間柄ではない。 仕事中でもなければ気が置けない友人である。 二人の関係は歳の近い兄妹に近いが、それを言えば両人とも否定することだろう。「管理局時代ということは何か事件の臭いでも嗅ぎ取りましたか」「いや、事件の前兆……違うな。何か決定的なフラグを立てた音がした。ティコーンと」「それで主人を治療もせず、ほっぽりだしてきたわけですか」「デキる男だろ?」「そんなだからいつまでも恋人できないんですよ」「うわー、万年処女に言われたくないわー」「さすが、生涯童貞は言うことが違いますね」 涼しい表情で会話が続く。子供がいてもおかしくない年齢だが、どうやらこの従者コンビは態度を改めるつもりはないようだ。 ジータ家に生涯仕える覚悟の表われなのだろう。そうして二人は方々へと消えていった。
>「エレミア嬢を勝ちとした理由は主に二つ。> 一つ、経過はどうあれ結果的にタックルが決まって若様はばたんきゅー。これはダサい。> 二つ、女性に押し倒された時点で紳士としては決定的な敗北です」>「たっ、確かに!」まぁあーたん一家の従者ならこの判定も仕方ないな
>「いや、事件の前兆……違うな。何か決定的なフラグを立てた音がした。ティコーンと」さすがアツェレイの実子、フラグの立てっぷりが素晴らしい
「うんしょ……っと」 ノートゥングは気絶したレイツァを床に寝かせておけず、マットの上に移動させた。 反発感は高いが床の固さに比べれば寝心地は比べるまでもないだろう。 少し表情が和らいだのを見て少女はほっと一息つく。「これがジータの血族……」 今にして思えば大胆な話だったとノートゥングは反省した。 興味があったからとはいえ、会って即日に手合わせなど生まれて始めてのことだ。 母ジークリンデからレイツァの父親について心当たりは聞いていた。 曰く『テッサとウチの想い人は重なっていたんよ、きっと』と。 つまりそれが事実ならばレイツァとノートゥングは父親を同じとすることになる。まぁ、事実なのだが。 故にノートゥングは気になっていた。 アルテッツァは体こそ弱かったが、その戦闘理論と技術は並外れていたと聞かされている。 そしてアツェレイに至ってはもはや説明するまでもない。戦うために生まれた魔人とも言える存在。 その合いの子。一体どれほどの実力を秘めているのか。 たったそれだけのことをノートゥングは己が思う以上に気にしていたようだった。
「あれは……アツェレイ!?」赤い光の中心に見えるのは確かにアツェレイだだが何故ここに?という疑問が湧いてくるアデル達は今エリオに起きている事をアツェレイには知らせていないしかし当の本人が今目の前にやってきているのだから悩む必要は無かった 00「クリムゾォン!!!スティンガァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」赤き閃光はその右足に全ての光と力を集め、集束していくやがて右足そのものが光によって鋭い刃状の形へ姿を変化させたのである (.......ギュァン!.......ドギャァァァァァァァァァァァァァァァ!)一点集中、クリムゾンの力を右足に集束させる事でその力を何倍にも強化そして超高速移動により勢いを増した蹴りが結界の一点を貫いた音を立てて砕ける結界、アツェレイはそのまま結界の中へと突っ込む 00「(ズダァァァァァァン!)エリオォ!!!」アツェレイの目に飛び込んでくるエリオの姿それは両眼を潰され、左腕を切断され無残な姿で横たわっていた
> 曰く『テッサとウチの想い人は重なっていたんよ、きっと』と。> つまりそれが事実ならばレイツァとノートゥングは父親を同じとすることになる。まぁ、事実なのだが。そっか、この二人異母兄弟か
> つまりそれが事実ならばレイツァとノートゥングは父親を同じとすることになる。まぁ、事実なのだが。のーちゃん血繋がってるの承知で頂くのか…
「はふぅ」 ぽてんと横になる。 すぐそばにレイツァの寝顔があり、くすぐったい想いがノートゥングの胸に広がった。 果たしてレイツァの実力はどれほどだったのか。 ノートゥングの想像以上だったのか、それ以下だったのか。 答えは彼女の胸の内にそっと秘められた。「なんや弟ができたみたいで嬉しいんよ」 確かに横に並ぶ頭髪はどちらも黒。 瞳の色にこそ違いはあれど二人はよく似ていた。 姉弟と言われれば素直に納得する人が大多数を占めるだろう。 彼女はどこか満足げにレイツァの頭を撫で、とても自然な動作で馬乗りになった。「―――――ハッ! あかんあかん!」 ふるふると頭を振って意識を引き戻す。 何をしようとしたのか、ノートゥングは顔を赤く染めながらレイツァの上から降りる。 暫く落ち着かないようにウロウロとした後、退室していった。
> 彼女はどこか満足げにレイツァの頭を撫で、とても自然な動作で馬乗りになった。この欲望に忠実に動く体はアツェレイ譲りなのかジーク譲りなのか
00「(ゾワッ!)てめぇ!!!」次にアツェレイは結界の中にいた見知らぬ影に視線を向けたのだこの中にいたのはエリオ以外に敵しかいないエリオをこんな姿にしたのはその敵以外に考えられないのだからしかしアツェレイの視線が敵に向けられるよりも前に敵は動いていた (シュバッ!.....ダダダダダダダダダ!) 00「待ちやがれ!エリオを頼んだぞ!(.....ドンッ!)」アツェレイも遅れて後を追いかける同時にアデルとヴァレリーにエリオを任せながら……それはアツェレイが結界を破り、結界全体が粉々に砕け散る間に起きた一瞬の出来事2人にしてみたら結界が砕けた瞬間中から敵とアツェレイが飛び出してきた様なものだ 「エリオ!しっかりするのです!」 「こいつはやべぇ!すぐに城の医務室へ連れてくぞ!」既にエリオの身体は血の気が引いており呼吸も脈拍も弱りきっていた誰が見ても危険な状態なのは分かりきっている、だからこそ迅速に動いたのである
「ってあかんよ!」 放置されていたレイツァのことを思い出して戻ってくる。 その音でレイツァが目を覚ました。「ん、何がどうなって……あぁ、そうか俺は負けたのか」 後頭部を抑えながら体を起こす少年へと心配そうに近づくノートゥング。「ホンマごめんな、大丈夫?」「大丈夫だ、問題ない」 さえぎるように立ち上がるが、ふらつく様子でノートゥングに抱き留められる形で止まる。「悪い、ちょっと胸に来てるみたいで……」 激突の一撃はタックルが胸部に直撃したものであり、それがまだ痛むらしい。 実質的にカウンターとなってしまったため、魔法なしでも火力は充分すぎるほどあったようだ。「ホンマごめんな」「いいって」 心配して胸をさするノートゥングと、恥ずかしがってそれを止めようとするレイツァ。 この時、二人の心中は起点を同じくして全く逆方向に向いていた―――お互い向かい合うという方向に。
> 彼女はどこか満足げにレイツァの頭を撫で、とても自然な動作で馬乗りになって殴り始めた。
あまり長いことお邪魔するのもアレなので三人はそろそろお暇することにミナちゃんと再開の約束をしてシェベル家を出た夕日が差す道を機動六課隊舎へ向けてお喋りしながら歩いていく「…そっかー ルリちゃんがさっきから元気なかったのはそういうことだったんだ」「なら明日は必ず行こうね。何かお土産も持って」シュリとキオは父親の事もあり会いたくても会えない、急に無理になるような事には慣れているしかしまだ見ぬレイアちゃんは違うだろうとの気遣いである「うん…後で通信送ってみるよ。リューちゃんが帰ってきたらだけど」その一言を聞きつけた大神龍が宇宙の彼方で侵略者にトドメを刺し戦友らへの礼もそこそこにワープしたとかなんとか大宇宙の意志が生み出した超兵器もルリちゃんの前ではデバイス代わりのマスコットキャラであるようだそんなこんなで子供の足にはそこそこ長い道のりを歩いて隊舎へ帰ってきた三人きっとルージュさんやユキハらが待っているだろう「お父さんは忙しいみたいだけど…シュリちゃんとキオちゃんには会いに来てくれるかなぁ」
「恥ずかしがらなくてもええんよ。痛いの痛いの飛んでけー♪」 もしもあの時タックルが決まらなかったらウチがこうなってたんやろうな。 早押しクイズのような戦いだったとはいえ、完全に行動を読まれとった。 それはウチに足りない絶対的な予測。 経験と言い換えてもいい、それ。 技への対処法などはエレミアの知識で体が反応するから困ることは少ない。 だけど問題が起きるのを事前に察知することがウチにはできない。 それを彼がやってのけたのは八神家流が奥義のおかげなんやろか。 もしそうだとしたらフェリやんと戦うのが楽しみになってくる。 もしそうでないとしたら――――― ズクンとお腹の奥の方が疼く。 エレミアの血が疼く感覚に近い、とても強い衝動。 ……この子の将来が楽しみなんよ。 今はまだ未熟だから、我慢。己の気持ちを誤魔化すように彼の可愛らしい胸板を撫でた。 恋人募集、いったん取りやめた方がええかな……?
> エレミアの血が疼く感覚に近い、とても強い衝動。> ……この子の将来が楽しみなんよ。> 今はまだ未熟だから、我慢。己の気持ちを誤魔化すように彼の可愛らしい胸板を撫でた。ユキハ「躊躇う事はない、犯せ!今は悪魔が微笑む時代なんだ!」リエ「優良物件は早い者勝ちよ!」
「普通に恥ずかしいっての! はいおしまい!」 無理やり止めて距離を取る。さすがにもうふらつかない。 胸はまだ痛むがあのタックルで特筆すべきは威力よりも速さだった。 魔法は禁止されていたから単純な体術のみでの勝負だったはず。 その結果は俺の完敗。 年齢と差があるとはいえ、ノートゥングと俺にそこまで筋力の差があるとは思えない。 なら速度を読み違えたのは何故? 俺とノートゥングとじゃ体の使い方が違うってことだ。 魔法とは関係のないタックル一つ取っても次元の違う練度、これこそが最強の証左。 これがノート・エレミア。「やばい……」 ぽつりと漏れた独り言を隠すように口元を手で覆う。 フェリオ並みに惚れちまいそうだ……。 いつしか超えたい壁として俺の中に聳え立ってしまった。 目標にしてはあまりにも遠いけれど、彼女は魅力的過ぎたから―――――
「(ギュワァァァァァァ!)まったく御先祖様達はいったいどうしたと言うのじゃ!?」 「何だか凄く慌てた様子で飛び出して行っちゃったよね?」クーベルとキャロはビスコッティ領空を必至の思いで飛んでいた理由はアデルとヴァレリーの様子がいつもと違っていたからである血相を変えてクレイトスを呼び出しそのまま飛んでいったのを見れば心配して追いかけたくなるだろうクーベルもキャロも今エリオに起こっている事を全く知らないアデルもアツェレイもブレイブコネクトで通信する余裕などないのだから 「ん?あれは……」そんな時だ、クーベルは下の森の中で猛スピードで走る人影に気が付いた 「ユキカゼ……?」キツネの形をした金色の耳と尻尾を生やした人影はユキカゼに見える、だが何故こんな所に? 「それにあっちは……アツェレイか」そしてその少し後ろをアツェレイが真っ赤な姿で追いかけるのを見つけたのである〜NEXT:『僕と疑惑と壊れた身体』〜
「そう、強化を重ねるんやなくて折り合わせる……イメージは魔力の糸で鋼鉄を編むんよ」 翌日、何がどうなったのか分からないがノートが俺に『鉄腕』を教えてくれていた。 理由は不明だがエレミアの『鉄腕』を教えてくれるというのなら断る理由もない。 ベッドの上で向かい合い、指南を受けながら右腕に集中する。 だが奮戦空しく、魔力が散った。「だはっ、無理ゲー……」 倒れ込み、呼吸を整える。 朝から初めてもう昼前。ちょっと集中しすぎた。「ノート、ちょっと休憩にしよう」「……ん、そやね」 愛称で呼ぶと照れ臭そうに頷いてくれる。 自分からノートと呼べと言ってきた割には奇妙な反応だ。「呼び方戻そうか?」「今のままがええんよ。弟ができたみたいで嬉しくって」 そう言われてしまってはこちらも呼び方を戻すわけにはいかなくなってしまう。
「レイツァは強化魔法の才能があるんやね。上達が早い、自信持ってええよ」「マジか?」「マジだ」 内心で超ガッツポーズ。 身体強化系は自信あるので、一つの極致とも言える『鉄腕』で褒められるのならば嬉しさは一入といったところである。 そんな時、何か言い辛そうにしている彼女が目に入った。 どうした?と視線で問いかけると恥ずかしそうに頬を染めて言った。「大会が終わった後も、たまに来てええかな?」 それは俺にとっては何とも不思議な言葉で、疑念を抱いたことにこそ疑問を抱きたくなる。「部屋は余ってるからいつでもこいよ、連絡貰えれば食事の面倒だって見てやるさ」「ホンマにええの……?」「オフクロがいたらそうしてるだろうし」 何より、「俺がそうしたいと思ったんだ」 ノートの強さに惚れ込んだ手前か、俺はどうにもこの人には弱いらしい。
「ただ、あんまり頻度が高いと宿代取るかもなー」 冗談を言いながら笑いかけるとノートは何やら真面目に考え始める。「……優勝賞金が……生活費がこれくらいで……手持ちが……」 大会の賞金がどうとか言っているがガチで寄宿考えてやがりますかこれ? 今更冗談だとは言い辛い空気が……。「ま、まぁ、たまに組手とか付き合ってくれるなら安くしとこうかな……ははは、ははっ」「ホンマ!?」 やばい、予想以上に食いつきがすごい。真面目にジータ家会議を開く必要性が出てきた。「そんなら大丈夫、ウチがレイツァをフェリやんに勝たせたるつもりやからな!」「エレミアの技を継ぐつもりはないからな!? つか何が目的だ!」「そんなの決まってるやん。レイツァが強くなるとフェリやんも負けじと強くなる。 二人とも強くなった分だけ楽しみが増える。ウチにとってもライバルが増えることはええことや。 そんで切磋琢磨して青春に汗を流す。これこそ一挙両得やんね」「なるほど、俺が強くなることがウィンウィンの関係ってことか」「うぃんうぃん?」
>「なるほど、俺が強くなることがウィンウィンの関係ってことか」>「うぃんうぃん?」カーズ「ウィンウィンウィン!ウィンウィンウィンウィン!」
「じゃあ『鉄腕』を教えてくれたのも?」「そういう目論見があったわけなんよ」 その目論見が全てではない。 レイツァが強くなって、ウチと切磋琢磨してさらに強くなって、青春をする。 そう、青春。ウチにとっての春到来。 彼はウチを負かしてくれる人に、なってくれるんやろうか。なってくれたら嬉しいな。 そんな願いを込めた未来計画、それを叶えるためにも寄宿は必須事項や!「じゃあ何よりもまずは資金調達やんね。ちょっとお外走ってくるー」 確か前にDSAAからプロ格闘家とのガチバトルの話が来てたんよ。 あの時はジークに持って行かれたけど似たような話は探せばあるはず。 スター選手舐めたらアカンよー。 ほぼ大会賞金だけで生きてきたジークの一人娘、その底力を見せてあげる。「大会のエキシビジョンのこと忘れんなよー!」「はーい」 レイツァと出会ってから人生に張りが出てきた気がするのは、きっと気のせいじゃない!
「行っちまった……」 部屋を飛び出したノートを見送り、執事に連絡を繋げる。 至急取り決めなくてはノートの行動力に応えられなくなる気がしたからだ。『ナイスタイミングですバカ様。たった今シスター服を脱いだシスターがお部屋に向かいました』「おい今バカ様って言っただろ、クビにすっぞ」「お邪魔致しますわ」 言葉が言い終わる前に背後にある窓が開かれ、レインさんが入ってきた。 いつもの見慣れたシスター服ではなく、白いワンピース姿。 明るい琥珀の髪色とマッチした、とても綺麗な女性がそこにいた。「似合ってますけど、どうして窓から侵入を?」「今ノートとすれ違いそうになったのですけれど、どうして彼女がこの屋敷から出てきたのですか?」 あれ、シスターさん答えになってない上に目が笑ってませんよ?「ベッドから彼女の匂いがしてくる理由も合わせて窺いたいのですけれど……」 よろしくて?と笑みのない笑顔で言われ、俺は頷くしかなかった。 その後、レインさんのご機嫌を取るのに死ぬほど苦労したのはまた別のお話。
> よろしくて?と笑みのない笑顔で言われ、俺は頷くしかなかった。> その後、レインさんのご機嫌を取るのに死ぬほど苦労したのはまた別のお話。やっぱレイツァも嫁の尻に敷かれる男か
【 次回嘘予告 】レイン「ではこれからデートしましょう」レイツァ「いや、付き合ってるわけでもないのにデートはまずいんじゃ……」レイン「ではデートという形容を避けるためにシオンさんも呼びましょうか?」レイツァ「レインさん、今は丁度昼時です。お食事に参りましょう」レイン「喜んで♪」 押しに弱い男、スパイダーマッ!(例のBGMレイツァ「レインさん、近いですよ。それに一人で食べられます」レイン「ダメです。はい、あーん」ノート「……なんや知らんかったけど、二人は随分と仲良さそうやんね……!」 レイツァ脅威のイベント回収率! そして今明かされるノートとレインのライバル関係とは……!? < Next Stage:『 レインとデートとノートで修羅場 』 >
うーん、レイツァとモヒカン息子で模擬戦でも書いてみようかなぁ
その頃、機動六課隊舎「そんなぁ〜……お父様まだ帰ってきてないなんて〜……」「お父さんも急に仕事で……残念だって」隊舎で崩れ落ちるユキハに対してシオンは慰めるそれから少しして精神的に立ち直ってシオンとユキハはお茶会を始めるエリオに対して親以上の感情がないシオンはユキハにとって気の許せる数少ない妹の為ミッドに来た時は必ずシオンとこういうお茶会をしてミッドを満喫している「なるほど、そのレイツァってのがシオンさんの旦那様と」「そ、そんな旦那様だなんて!!」どうやらシオンの想い人を話のタネにしているらしくシオンは真っ赤になっていやんいやんと首を振り続けるその様子を見てニヤリと笑みを浮かべるとシオンの耳元で何かを呟く「……ユキハ姉さん、逝ってきます!!」「いってらっしゃい。面白いことになったわねぇ〜……」何かを決心して走り去るシオンを見てユキハは面白くなりそうだと笑みを浮かべた
もう遅いですしエリオの人は投下の順番を明日の最初にしてもいいですよ今から書いて投下しても終わり際になりそうですし
昨晩言っていたレオナのエロネタでろだにネタあげるなら何行位いけばが良いんだろうかとりあえず100行はいきそう
見つけた!「フリード!」「ガウッ!」 目視で侵入者を確認した。フリードに加速してもらって到着までの間に本部に連絡する。「こちらエリオ。侵入者を発見しました。人間が4人、子供の姿はありません」『本部了解。他にいるかは引き続きこちらで捜索するから。そっちは頼んだわよ』「了解しました」 フリードに降下してもらい、発見した4人の前に降り立った。「自然保護隊保護官のエリオ・モンディアルです。 この地区は保護指定区域で許可無く立ち入ることは禁じられています。 迷い込んだのであれば外まで案内します。投降し」 そこまで言ったところで発砲された。銃弾はストラーダで弾く。どうやら4人全員が実弾銃で武装しているらしい。いつも通りの密猟者かそれともキャンプを狙ってきた強盗か何かか……
>もう遅いですしエリオの人は投下の順番を明日の最初にしてもいいですよ>今から書いて投下しても終わり際になりそうですし申し訳ないです、明日の最初に投下させていただきます
>>もう遅いですしエリオの人は投下の順番を明日の最初にしてもいいですよ>>今から書いて投下しても終わり際になりそうですし>申し訳ないです、明日の最初に投下させていただきます遅くなって本当に申し訳ありませんでした
ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ!
ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はルージュさん&ビオレさん
ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してミウラの家に放置する
ぞろ目ならノートがメイド喫茶でアルバイト
ゾロ目だったらユッキーと閣下がエリオをおっぱいサンドイッチ
ぞろ目ならエリオとアツェレイ女装祭り
ゾロ目なら明日はリリカル学園GJ部
ラスレスならレオ閣下の衣装がセクシーランジェリーになる
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