日銀、リスク資産買い増し検討 金融緩和拡大で日銀が金融緩和を拡大する一環として、上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)などリスク性資産の買い入れを増やす検討に入ったことが30日分かった。現在、日銀は国債を中心に購入し、市場に大量のお金を供給しているが、ETFなども買い増して緩和に多様性を持たせる。4月3~4日の金融政策決定会合で本格的に議論し、デフレ脱却に向けた2%の物価上昇目標の達成を急ぐ。 日銀がETFやREITを買い増すと、株や不動産価格が上昇し、企業がこれらを担保にした資金の借り入れがしやすくなる。個人投資家の消費を増やす効果も期待できる。 【共同通信】
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