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石破氏 区割りで民主をけん制3月31日 19時40分
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自民党の石破幹事長は大津市で講演し、民主党が、衆議院の小選挙区の「0増5減」の法律に基づいて区割りを見直す法案は1票の格差是正には不十分だなどとしていることについて、「『0増5減』の法律には賛成して、区割りには反対ということがあっていいはずがない」と述べ、けん制しました。
衆議院選挙の1票の格差是正に向けて、小選挙区の「0増5減」の法律に基づいて区割りを見直す法案について、民主党は「『0増5減』を実現しても1票の格差是正には不十分だ」などと主張しています。
これについて自民党の石破幹事長は、「去年『0増5減』の法律が成立したときに民主党は賛成した。今回の区割り案はその法律とセットだ。法律には賛成したが区割りには反対ということがあっていいはずがない」と述べ、民主党をけん制しました。
そのうえで石破氏は「『0増5減』で減る選挙区は、ほとんどが自民党の強いところであり、一番損をするのは自民党だ。それでも憲法の要請であり、やらなければならない。四の五の議論している暇はなく、政府から法案が出たら速やかに成立させる」と述べ、法案の早期成立を図る考えを重ねて示しました。
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