大河ドラマ「平清盛」

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源為朝 橋本さとし

見ただけで、敵がひるむ風貌。

資料によると
為朝は、2mを超える大男だったようです。
そして、みなさんもご存じのように弓の達人です。
人物デザインでは、それらをダイレクトに表現しています。

まず、大男に見えるように、履いているブーツのようなものに木をかませて、ただでさえ長身の橋本さんをさらに高くしています。また、肉じゅばんを使って身体のあちこちに詰めものをパンパンに入れて、横幅も厚さも増しています。
為朝は動き回るシーンが多いので、すごく大変だと思います。厚底の靴と、肉じゅばんに加えて、大量の矢も背負っていますから(笑)。
あと、腕に付けているのは木の盾です。これはフィクションというか、人物デザイン上の表現ですね。
身長を高くしたり、身体を大きく見せることはできても、腕を長くすることはできないので、木の盾を装着することで、腕も長いような印象を与えています。
そして顔に付けているのは兎丸と同じ“はっぷり”というプロテクターです。
まるで、古代ギリシャのスパルタの兵士のようですよね(笑)。

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