大河ドラマ「平清盛」

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後白河法皇 松田翔太

僧侶の中でも最も位の高い方が着る、裘代(きゅうたい)を着ています。そして、赤や紫の狩衣(かりぎぬ)姿より強烈なインパクトを与えるには、色は銀しかないと直感的に思いました。自由で、パンクな人ですから、それを表現するには、正統や王道からどう抜け出すかが大事になります。また、白河法皇(伊東四朗)や鳥羽法皇(三上博史)と違った見せ方もしなくてはいけません。
後白河法皇の人物デザイン的なキーワードは“はねつける”です。何ものも受け入れないという強烈な拒絶感を視覚的に表現したいと考えました。 また、後白河法皇の周りにいる成親(吉沢悠)と西光(加藤虎之介)も濃いキャラクターなので、その中心に鎮座している後白河法皇は、さらなる存在感のある人物でなければならないのです。

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