平野前復興相:民主離党、無所属で参院選立候補へ
毎日新聞 2013年03月30日 11時09分(最終更新 03月30日 14時08分)
民主党参院議員の平野達男前復興相が同党を離党し、3選を目指す今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に無所属で立候補する方向で調整を進めていることが、党県連関係者への取材で30日分かった。平野氏は既に複数の関係者にこうした意向を伝えており、同日午後には盛岡市内で県連幹部に説明する。
党への支持率が低迷する中、無所属となることで幅広い支持集めを目指すとみられる。同選挙区では、自民党が公募を含む候補者選びを進めているほか、生活の党なども候補擁立の方針を決めている。
平野氏は2001年の参院岩手選挙区で旧・自由党公認で初当選し、現在2期目。東日本大震災4カ月後の11年7月から復興担当相となり、昨年2月の復興庁発足に伴い初代の復興相に就任。昨年12月の政権交代まで務めた。【金寿英】